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雨楽な家BLOGBLOG

2023.02.15

雨水(うすい)

2月4日の立春が過ぎ、暦の上では春になりました。日中の明るい時間が
延びて少しずつ過ごしやすくなって来たように思います。

立春は前日に2月3日の節分があり、豆まきや恵方巻きといった楽しい
イベントもあって、合わせて話題にのぼりやすい二十四節気ですね。
では、立春の次に巡ってくる二十四節気が何かというと「雨水(うすい)」です。

 

雨水がしたたる山の木

 

雨水は2月19日〜3月4日頃の雨水は降る雪が雨へ変わり、山に積もった雪が解け出して
田畑を潤す頃を表します。昔は農耕を始める時期の目安とされてきたそうです。

 

雨水をさらに分けた七十二候では、「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」、
「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」「草木萠動(そうもくばえいずる)」と巡っていきます。

土が雨で潤い、山には霧が出て景色がかすみ、草木が芽吹くという冬から春へ
季節が変わっていく様子がよく分かります。

雪の下の芽吹き

霧で霞む山

雨の恵みで庭の木が芽吹いたり、子ども達が外で遊んだり、ちょっとしたお散歩にも
いい時期がやって来ます。同時にやって来る花粉も気になってしまいますが…。

あたたかい季節の到来を心待ちに、寒い時期をなんとか乗り越えたいところです。

 

雨楽な家 庭先で遊ぶ子どもたち

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