雨楽な家 URAC MODERN雨楽な家 URAC MODERN

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新築の家がコンパクトになっている

近年建てた「雨楽な家」は以前より床面積が少なくなっています。
特に土地を購入して新築される若い人の場合は、よりコンパクトになっています。

 

コンパクト,家

床面積 89.4㎡ 「雨楽な家」CG

 

家を建てようと思ったとき、どのくらいの広さにすれば良いのか考えます。
そこで国土交通省の住宅着工統計調査を調べてみました。

 

着工新設住宅の床面積の推移

 

持家新築一戸当たりの床面積は
135.8㎡(平成14年)から117.4㎡(令和3年)に減り続け
19年間で18.4㎡(5.57坪≒11畳)も小さくなっています。
その理由として以下のことが考えられます。
・世帯人数が減ったこと。子ども一人や夫婦だけの世帯が増えた。
・注文住宅の建築費が高くなったこと。建築費を抑えるため床面積を減少。
・若い世代の収入減少の割に土地価格が変わらないため、ミニ分譲地が増えた。
・家族全員で食事をしたりテレビを観て過ごす時間が減り、広いLDKを必要としなくなった。

 

間接的な理由として、家を建てる人の考え方が変わってきたこともあります。
住宅ローンを必要最低限に抑え、趣味や教育、貯蓄に資金を使い、利用頻度の
少ない部屋をなくす考え方が一般的になっています。
また、子ども部屋が必要な期間は短く、子どもが独立して世帯人数が減ることを
考えると広い家は必要なく、将来大がかりなリフォームも不要になると考えます。
コンパクトな家ながら、長く快適に暮らせる木の家が求められています。

 

コンパクト,家

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