雨楽な家BLOGBLOG
多様化する用途別コンセント
住宅計画を進めるときに避けて通れないのが電気配線計画。
照明器具やスイッチ、コンセントの位置や高さなど細かく検討していきます。
特にコンセントは使い勝手や家具配置などを図面上で考えながら計画するため
確定までに時間がかかります。今回は、生活スタイルの変化によって
多様化している用途別のコンセントを紹介いたします。
【電気自動車充電用コンセント】
今後、電気自動車の需要が高まるため、将来の「自宅充電」を考えて新築時に設置される方が増えています。
もちろん後から配線工事をして取付けることもできますが、配線経路や電力会社との契約見直しなど考えると電気自動車に興味がある方は新築時に設置しておくことがベストです。
その場合のポイントは
・充電時に200Vの電力を長時間使うため、電力会社との契約アンペアは
+30A(アンペア)程度は考えておく
・すぐに電気自動車を購入しない場合は、分電盤の切り替えを行うだけで
家庭用の100Vから車の充電用の200Vに切り替えることができる
配線工事としておく