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2024.01.24

質感の良い漆喰塗料「プラネットウォール」

家づくりにおいて壁の仕上げで人気があるのは漆喰仕上げです。
漆喰塗りは日本の伝統的な左官職人の技と認識されていますが、
実は世界中で古来からの壁材として利用されてきました。
今回は日本の漆喰『和漆喰』と海外の漆喰『洋漆喰』についてご紹介します。

 

「和漆喰」と「洋漆喰」の違いとは

日本で漆喰といえば、城・土蔵・神社仏閣などの外壁を仕上げる材料で、かつ屋根瓦の接着剤の役割を果たしていました。コテの跡も残さず平滑に押さえる白壁は洗練された左官職人の日本伝統技巧として今なお継承されています。日本の建築では、構造的な強度は木構造(柱や梁)で造られているので、漆喰はあくまで意匠的に綺麗に仕上げるための仕上げ材として利用されてきました。小さなひび割れを防ぐために石灰に藁(ワラ)や“すさ”などを混ぜて調合するのが特徴です。

和漆喰

 

一方、海外では漆喰の歴史は大変古く、古代文明やピラミッド建築などから使われています。西洋建築は石やレンガで造られているので、構造を強めるために漆喰仕上げを採用していました。そのため石灰に砂などの骨材を調合します。骨材が入った漆喰はザラザラした仕上がりの質感が特徴です。

洋漆喰

 

ドイツ生まれの洋漆喰「プラネットウォール」
プラネットウォール(株)プラネットジャパンは主成分の石灰に大理石の石粉を混ぜている洋漆喰です。
漆喰塗料として販売されている材料なので、塗装業者さんで簡単に施工することができます。
専用クロスの上からローラーで2回塗りするだけで仕上がるため施工が容易です。
洋漆喰のザラザラとした仕上がりは塗り壁にマッチした室内空間を演出してくれるのが魅力です。
また、強度が高い洋漆喰は新築だけではなくリノベーションなどにおいても施工後の亀裂を防止してくれる壁材です。
メーカーでの着色調合も対応してもらえるので、白壁だけではなくお好みに合わせた壁色をつくることも可能です。

 

《施工方法》
専用の紙クロスの上から塗装します。
DIYでも簡単に施工できます。

漆喰塗料

《仕上がり》
コテ押さえとは異なる
自然な塗り壁になります。

漆喰塗料

プラネットウォール施工例

漆喰塗料

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