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2024.03.27

無垢の一枚板のテーブル

雨楽な家,無垢

 

「雨楽な家」を建築中のS様ご夫妻と、「無垢の一枚板の展示会」に行ってきました。
「無垢の一枚板」とは、一本の大きな木から一枚の厚い大きな板を取ることから
「一枚板」と呼ばれています。ですから、巾の小さな木を縦にも横にも貼りあわせて
集成した「偽物の一枚板」とは異なり、とても貴重な材料です。

 

会場の木材倉庫には、桂(かつら)・欅(けやき)・栃(とち)・杉(すぎ)・タモ・モンキーポッド
などの天然木が多数展示され、それらは岐阜県・高知県・宮崎県などの市場での競りで仕入れているそうです。
一枚板にはそれぞれに色味・杢目・強度などに微妙な特徴があり、手触りで木の質感を確かめることができます。

 

S様は無垢のテーブルを希望されていて、桂の厚い一枚板の天板を選ばれました。
そして、テーブルの高さや脚の形状などのデザインも完成見本を参考にしながら決定されました。

 

「生きている天然木の一枚板は熟練の家具職人さんが加工し、商品としてお届けしたあとも生き続ける素材で、一生ものです」と、展示会を主催する銘木店の担当者が自信を持って説明される様子に、「本物の一枚板」の良さを実感しました。

 

S様は世界に一つしかない表情豊かな一枚板のテーブルを注文され、「建物と一枚板のテーブルの完成が楽しみです」と、満面の笑顔が印象的でした。

 

家具は使えば使うほど、愛着がわいてくるものです。
各地で定期的に開催されている「無垢の一枚板の展示会」に、皆さんも参加されてはいかがでしょうか。

 

雨楽な家,無垢

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