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雨楽な家BLOGBLOG

2024.03.13

トイレを一人ギャラリーに

長い冬が終わりを告げ、少しずつ春らしい陽気に。散歩道にはウメにナノハナ、ユキヤナギ。サクラのつぼみもふくらんできました。お弁当を持ってハイキングに出かけたくなる季節ですね。

野や山に出かけて一番困るのがトイレ。写真のこのマークを見つけてホッとひと安心した経験ありませんか。野山だけでなく街をウォーキングするときも、気になるのはトイレです。

「雨楽な家」のトイレ

ヨーロッパの公共トイレは有料が多いですが、「日本のトイレは清潔で、しかも無料だからいいね」と
外国人旅行者は高く評価しています。今回のテーマは「トイレを一人ギャラリーに」。

 

「雨楽な家」のトイレ

「トイレの神様」という、植村花菜さんの歌がありますね。
(作詞:植村花菜・山田ひろし)

 

♪トイレには それはそれはキレイな女神様がいるんやで
だから毎日キレイにしたら 女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで♪

 

おばあちゃんにそう言われた日からトイレをピカピカにしはじめた、という素敵な歌です。

 

歌にトイレが出てきたので、はじめて聞いたときは驚きました。でも、人が健康に暮らすためにトイレはとても重要な場所ですから、今ではこの歌がヒットし多くの人がくちずさみ、トイレみがきの大切さが見直されて、しみじみ良かったなぁ、と思います。

 

こちらは「雨楽な家」のトイレです。柱も床もヒノキ材、壁は漆喰の塗り壁、天井はスギ材。自然素材に包まれて、気持ちいいリラックスタイムをすごせそうですね。

 

「自宅トイレで用を足す以外に何かをしたことはありますか?」と約5千人の男女に尋ねると、59%の人が「ある」と答えたそうです(花王「くらしの研究」サイトより)。何をしたかというと、1位が「メールを読む・送信する」。状況が想像できる納得の1位ですね。

2位が「考えごと・瞑想する」。続いて「SNS・動画を視聴する」「本や新聞などの書物を読む」が上位を占め、次に「ラジオや音楽を聴く」「睡眠・休憩をとる」「たばこを吸う」「テレビ・DVDを観る」「勉強する」もわずかながらありました。トイレは「一人になれる貴重な場所」ですから、皆さんいろいろ工夫されていますね。要は「脳をリセットしたいとき」にトイレは役立ちます。

「雨楽な家」のトイレ

こちらも「雨楽な家」のトイレですが、壁はスギ板張り。右手に柿色の和紙貼りの小さな収納戸棚。
左手に陶器の手洗い鉢。木の香る小空間で、充実の「一人時間」を満喫できそうですね。

 

「雨楽な家」のトイレ

こちらも「雨楽な家」のトイレですが、落ち着いた和の意匠が風情ありますね。左手に板戸の収納があり、上の杉板のカウンターテーブルにオブジェが見え、右手に陶器の手洗い鉢。桧の床に漆喰の塗り壁。どこに触れても本物の素材感を楽しめる豊かな「一人空間」ですね。

 

トイレを趣味の「一人ギャラリー」にするのはいかが?
たとえば、自作の陶芸作品、愛犬・愛車・風景などのフォトフレーム、絵画、フィギュア、手芸など
大好きな小作品をカウンターに置いたり壁に貼ったりして、家族みんなで観賞するというわけです。

 

できれば家族で分担を決めて、3月はママ、4月は長女、5月は長男、6月はパパというように
作者を交代するのがいいですね。そうすれば、「一人時間」がさらに楽しくなり
家族のコミュニケーションも豊かになり、趣味の腕前も上がり、一石三鳥ではありませんか。

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