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メンテナンスをサボったら…

本当に本当に暑かった夏が終わり、日中も心地よい秋の風が吹く過ごしやすい季節となりました。
日本の秋は、なんと言っても実りの秋!新米で炊いた栗ご飯やまつたけご飯、秋鮭や柿など
考えただけでもお腹がすいてきます。
これらをおいしく頂くために必要なもの…それは“歯”です!
「芸能人は歯が命」というキャッチフレーズが20年以上前に流行りましたね。
あ、知らない方は、ごめんなさい(笑)

 

「歯科検診は3か月に1回程度が理想」と言われています。虫歯になりやすくビビリな私は真面目に検診に通っていますが、この歳になっても毎回憂鬱でドキドキします。

 

定期検診をサボったアラフォーの友人のお話。
特に痛いところや気になることもなかったから完全に油断して2年近く放置していた頃、「さすがに行っとこうか~」と軽い気持ちで検診を受けたら、まさかの歯周病認定。歯周病はもっと高齢になってからなるものだと思っていたらしく、真正面から顔面パンチをくらった気分だったと…。

メンテナンス

 

自覚症状もないので歯科衛生士さんに「私の歯の磨き方が悪かったのでしょうか?」と聞くと
「いえ、歯磨きは問題ないし、ブラシのあて方も問題ありません。 ただ、クリーニングの期間が空いてしまうと
どうしてもブラシで落とせないプラーク(歯垢)や歯石が歯茎の溝に溜まってしまうんです」と。
ここまで悪化したのは、紛れもなく友人が検診をサボったせいです。
歯茎の中の深い所についた歯石は、一気に取ろうとすると歯茎を傷める恐れがあるので
数回に分けて取らないといけないそうです。虫歯や歯周病などの病気は比較的進行が早く
長い期間をあけると取り返しのつかない状態まで悪化してしまうことも珍しくないとのこと。

 

「毎日ちゃんと歯磨きをして、フロスや歯間ブラシだって使っていたのに…」と友人は嘆いていましたが
定期健診にきちんと行かないと、それらも意味がなくなってしまうということですね。
今や「歯が命」なのは芸能人だけではありません。
娘と息子には「歯と目は大事にしなさい!」と言い続けていますが、皆さんもサボらずに歯の定期健診を受けてくださいね。

 

メンテナンス

 

家のメンテナンスも同じことが言えます。
問題なく住めていると油断してしまいますが、家は建てて終わりではありません。
時期を逃してしまうと大規模な改修工事をすることになって、費用もとんでもなく高額になります。
日本の家が他国の家と比べて平均寿命が短いのは、高温多湿という気候の影響もありますが
日本人は家のメンテナンスをしないからだそうです。(歯も同じことが言われています)

 

定期的に点検をして悪いところをしっかり直していけば、ずっと良いコンディションを保つことができます。
人生100年時代を迎えて、私たちは以前よりも増して長く安全に暮らせる住まいが必要になってきました。
家の資産価値を確保していくためにも、こまめにメンテナンスを行っていくことがとても大切です。

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