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2024.09.04

これぞ、青春!夏の甲子園

日本中を熱くさせる国民的行事 “夏の甲子園” 。球児たちの汗と真剣な眼差しから野球に打ち込んだ努力と時間を感じられるからこそ、観ている人の心をワクワクさせてくれます。

 

今年の甲子園は、100周年にふさわしい大会でした。引き締まった試合、対戦相手を思いやる姿勢など、全てが素晴らしかったです。全国から能力の高い選手が集まったいくつかの強豪校が早々に姿を消した中、地元出身の選手しかいない県立校が勝ち進んで旋風を巻き起こしました。何があるか分からないから高校野球は面白い!9月になった今でも余韻に浸っている私です。

 

甲子園球場は日本初の大規模多目的野球場で、全国高等学校野球選手権大会第106回を数える今夏の大会開催を前に、100周年を迎えました。
全国の高校球児たちや彼らを支える人たち皆が憧れ、めざす場所となっている甲子園球場。そんな聖地へ、今年とうとう行って来ました!(田舎者の私は、甲子園が高速道路のすぐ横にあることにまず驚く)

甲子園

 

その姿が見えた途端、思わず「わぁ~!」。
敷地内に一歩踏み込んでからも「わぁ~」「へぇ~」と、ずっとキョロキョロしながら歩き、
たぶん野球をしている息子(中2)より私の目の方がキラキラしていたと思います。

 

私は野球が好きですが、試合中はアルプススタンドを見入ってしまいました。
ユニフォーム姿で全身を使って全力で応援する球児たち。
猛暑の中、顔を真っ赤にしながら大声で声援を送ったり、
小さな体で重たい楽器を抱えて演奏する生徒たち。
汗や涙を拭きながら応援する大人たち。

 

滋賀学園の応援のダンスがSNSで話題となり、賛否両論ありました。
「ダンスをする為に野球をやっていたのか」
一度でも全力で何かに打ち込んだことのある人の口からは絶対に出てこない言葉だと思います。

 

アルプスで応援したいと思う球児は誰一人いないはずです。
彼らもベンチ入りしたくて、もの凄く努力したに違いありません。
知り合いの息子さんは地方大会の時はベンチ内だったのに、甲子園ではベンチ外でした。
このような選手もたくさんいるのです。

 

甲子園でプレーした選手たちだけでなく、ベンチ入りできなかった子たちが
スタンドで応援する姿も輝いていました。
そんなアルプスを見て涙ぐむ私。
そんな私を見て「え、なんで泣いとるん?」と不思議がる息子。
この涙の意味が分かる時がすぐにやって来ることでしょう。
やはり何事も本気で頑張る姿は、とてもカッコイイです。
彼らにとって、この高校3年間は色褪せない貴重な財産になると思います。

 

たくさんの感動と奇跡、皆のエネルギーをひしひしと感じることができた甲子園観戦でした!
が…、暑すぎました~(泣)
「全試合観て、1日中ここに居たい」なーんて思っていましたが、1試合が限界でした…

 

早朝に出掛けて夜遅くに帰りましたが、家路に着くと娘(高2)が「はぁ~、やっぱりこの匂いよね~」と。築13年の“雨楽な家”ですが、まだまだ木の香りを感じることができます。
次の日からは、わが家の桧の床に寝そべって甲子園観戦です。あんなに感動の嵐だったのにも関わらず、私の口から出た言葉は「はぁ~、気持ちいい。やっぱり家がいいわ~」でした(笑)
“雨楽な家”も甲子園と同様に100周年を迎えられることを願っています。

甲子園,雨楽な家

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