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地盤調査と地盤改良工事

地盤調査,地盤改良工事

建物を建てるには地盤調査が義務化されています。
1995年に発生した阪神淡路大震災によって甚大な被害が発生したことで、2000年(平成12年)に建築基準法が改正され、家を建てる際に地耐力を調べることが求められるようになりました。

 

【地盤調査とは】
建物などを建てる前に、その地盤がどの程度の建物の重さに耐えられるか、地耐力をもっているかを
調べることです。地耐力とは、その地盤が建物の沈下に抵抗する力のことをいいます。
住宅の重さは建物の階数や構造、使用する材料などで異なります。
一般的な木造総2階建ての住宅(1階面積15坪:約50㎡)の場合、基礎を含めた建物の重さは
約70~80tにもなり、1㎡あたり約1.5tの重さが建物下の地盤にかかります。
構造が変わればさらに重たくなります。そのため予め構造や仕様を決定して
地盤調査をすることとなります。

 

【地盤改良工事とは】
地盤調査をした結果、地盤がその建物に対して弱い土地と判断された場合、
建物を安定して安全に支えるための地盤に改良する工事が地盤改良工事です。
全国平均で、およそ30%の土地に地盤改良工事が必要だと言われていますが、
構造によってその施工方法は異なり、調査結果による支持層の深さによっても異なります。

 

主な4つの工法を紹介します。

 

①表層改良工事(支持深度:2m程度)
土地の表層部の土とセメントを混ぜ合わせ押し固めることで地盤強化と沈下抑制
を図ります。軟弱地盤の範囲があまり深くない場合に採用される工法です。

 

②天然砕石パイル工法(支持深度:7m程度)
地中の地盤を圧縮しながら地中に天然砕石の柱を作る工法です。
元々の地盤を砕石で強くすることができ、土を排出しないメリットがあります。

 

③柱状改良工法(支持深度:8m程度)
安定した地盤までセメントミルクを噴射注入し、土の中にコラムと呼ばれる
柱状体を造り、その上に住宅の基礎を造る工法です。

 

④鋼管杭工法(支持深度:30m程度まで)
小口径の鋼管を使用して杭状に貫入し、住宅の荷重を直接
堅固な支持層に伝えることができる工法です。

 

愛知県豊田市で着工した「雨楽な家」弊社モデルハウスでは、支持層が少し深かったため、②の天然砕石パイル工法を採用しました。この工法は軟弱な地盤を砕石パイルが補って支持する工法なので、支持層に到達しなくても建物を支えることができます。また、地震時の液状化を抑制する効果もあります。

地盤調査,地盤改良工事

 

地盤調査,地盤改良工事

地盤調査,地盤改良工事

 

家づくりは、建物の間取りや仕様、性能に意識が向きがちですが、地盤はとても重要です。
地盤調査の結果や地盤改良工事に対して専門家からしっかり説明を受け、対策を講じることをお勧めします。

地盤調査,地盤改良工事

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