雨楽な家BLOGBLOG
うちの湿度サイコー!
街中がイルミネーションに包まれるクリスマスのシーズンがやって来ました。暗闇の中の光は安心感を与え、励ましや潤い、癒しなどの心理効果があるそうです。皆さん、クリスマスプレゼントは用意しましたか?
娘と息子がまだ小さかった頃は、毎年サンタクロースに手紙を書かせていました。子供たちが寝静まったら、抜き足差し足忍び足で寝室に入り、メッセージカードとプレゼントを枕元に。ある年はまさかの自転車をリクエストされて、夜中に2階まで持って上がりました!絶対に音を出してはいけない、絶対に壁にぶつけてはいけない、絶対に転がり落ちてはいけない…。何かの罰ゲームのようでしたが、今となってはいい思い出です。
中1の息子には、サンタクロースの存在を疑い始めた頃から
「疑っている子のところにサンタは来ません」と言い続けているのですが
今でも「サンタって本当は父さんか母さんよね?でしょ??」と聞いてきます。
“この歳になって!?”と思うのですが(笑)、なんとも可愛いです。
今は欲しい物が無いようなので
「“今年は辞退します。恵まれない子供たちのところに僕の分も持って行ってあげてください”って
手紙を書いたら?」と言うと、何かしらプレゼントを貰おうとして、あれやこれや毎日楽しそうに考えています。
「そうだね、俺はいいから…」と言える子にならなかったのは、私の育て方が悪かったせいでしょうか…。
高1の娘は当然ながらサンタクロース=親と知っていて
「母さん、今年のクリスマスプレゼントはカッコイイ系の服がいい」と
堂々と言ってくるので、可愛くありません。
娘は“前髪命”の女子高生。
朝の洗面台の占領時間がとにかく長い!お風呂時間も長い!
“洗面台を2階にも設置すれば良かった” “シャワー室が欲しい”と何度思ったことか。
娘が色気付くと洗面所と浴室を占領するという話は聞いていましたが、事実でした。
そんな娘が常々口にしている言葉があります。
それは「家に帰ると前髪の調子がメッチャ良くなる!うちの湿度サイコーなんだけど!」。
わが家は桧の床、漆喰の塗り壁、杉と和紙の天井、和紙の建具を使った「雨楽な家」です。
くせ毛で湿度にものすごーく敏感な娘は、自然素材の調湿力を髪で感じ取っています。
自然素材は蒸し暑い夏は湿気を吸い取り、乾燥した冬は湿気を放出するため
1年を通して室内の湿度を40~60%に保ちます。
さらに桧や杉などの木材には抗菌作用もあるので、調湿力とあいまって
知らず知らずのうちに家族の健康を支えてくれているのです。
これって、欲しがっているカッコイイ系の服をはるかに超えるプレゼントですよね!
よって、娘は毎日最高のプレゼントを受け取っているので
“わざわざクリスマスプレゼントを買わなくていいのでは?”
と思いますが、そうはいかないようです(笑)