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2025.02.12

温暖化の影響による「ドカ雪」

2月の上旬に日本へ到来した今季最強・最長の寒波。
日本海側は雪や暴風雨に見舞われ、新潟県では記録的な大雪になりました。
この短期間で大量に雪が降る「ドカ雪」も温暖化の影響によるものなのだそうです。

 


※写真はイメージです。

 

豪雪地帯である日本海側の雪は、大陸からの寒気が日本海の暖かい対馬暖流の
上を通過することで、熱と水蒸気が合わさり雪雲が発生します。それが列島を
横切る山脈にぶつかって上昇することで更に発達し、大雪が降るというわけです。

温暖化によって気温が高くなり、シーズン中の降雪期間は短く、雪自体は少なく
なっています。しかし、気温の上昇は海水温の上昇や海水の蒸発を促し、
気温が上がるほどに大気中に留まる水蒸気の量が増えます。そこに今回の様な
強い寒波が訪れると気温が一気に下がり「ドカ雪」になるのです。

夏は猛暑と台風、冬は厳冬とドカ雪と、日本の四季の移り変わりや気象状況は
極端になり、いずれは夏と冬の「二季」になってしまうのではと言われています。
美しい四季や安全な暮らしを守るためにも、個人の生活から出来ることを
やって行きたいものです。

家づくりにおいても『住宅省エネキャンペーン』が2025年も実施されることに
なりました。こういった支援事業も活用しながら、地球環境にもお住まいになる
ご家族にもやさしい住まいづくりが出来れば素敵ですね。

 

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