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わが家の雨楽な家づくり-vol.10「大工さん」

梅雨の時期がやってきましたね。
私のくせ毛がうねり始めるので憂鬱なのですが
「雨に濡れた姿が一番美しい花」と言われている
紫陽花を見られるのは、とても楽しみです。

 

大工

 

わが家は昨年、1部屋だった子ども室を2部屋に仕切ったのですが、その時に来てくださった大工さんの仕事ぶりを毎日チラチラと横目で見ながら、「やっぱり大工さんはカッコイイ!」と私の目はハートになっていました。

わが家の隣の敷地で住宅が建設中の時は、現場が一番よく見える娘の部屋に毎日お邪魔して、カーテンの隙間から大工さんの姿を見ては「楽しそうだなぁ。カッコイイなぁ」とニヤけていたので、「ストーカーじゃん」と娘に言われてしまいました。

作業服を着て、大工道具を腰に巻いて、鉛筆を耳にかけて黙々とモノを造る姿は、今も私の憧れです。

大工

大工

私は就職氷河期世代で、就職活動時、建築関係の会社は「女」というだけで全面拒否。「現場に出たい」と希望していたので、ますます狭き門となり、ゼネコンに勤めていた兄に相談しました。
「女が現場に出ると周りもすごく気をつかうし、体力も劣るし、バカにされることが多いからやめておいた方がいい」と言われ、泣く泣く現場の仕事を諦めてCAD・設計の仕事に就きました。

もともと図面を描くのは好きだったし、目や頭や肩や腰に影響が出つつも、今でもこうして続けられているので、この選択は正解だったなと思っています。

小6の息子の学校で「将来就きたい職業」を発表するという授業があり、息子は「プロ野球選手か大工さんか迷ったけど、大工さんって言ったんよ」と。

私がいつも「母さんは今の仕事も好きだけど、生まれ変わったら大工さんになる!」と言っているし、「やっぱり俺にはプロ野球選手はムリ!」と既に見切ったのかもしれません。小さい男に育ってしまいました(笑)

大工

この話には続きがあって、「そしたらなんと!Mさんも大工さんって言ったんよ」と、すごく嬉しそうな息子。

Mさんとは、初めて同じクラスになったオールマイティーな女の子。すぐに仲良くなったようで、
これまで女の子の話なんて一度もしたことがなかったのに、Mさんの話はよくしてくれるので
「も、もしかして恋?」と、私が一番気になっています。

いくら私が大工の仕事を勧めても「うーん、大工さんかぁ…」と言っていたのに
急に「母さん、大工さんになるにはどこの学校に行ったらいい?」と聞いてきました。
恋の力は偉大ですね!

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