雨楽な家BLOGBLOG
日本の伝統色を身にまとう雨楽な家
万葉集の世界から抜け出してきたような美しい色彩。日本の伝統色を身にまとった住まいです。2階の外壁は、江戸の着道楽が好んだ羽織の裏地のような粋な柿渋色。1階の外壁にはガルバリウム素地板が張られ、深みのある味わいを出しています。
切妻の屋根にいぶし瓦が軽やかに載り、軒裏の垂木が力強さを魅せています。バルコニーには縦張りの無垢材が和の情緒を表わし、庭の木塀や垣根の緑と共に生気あふれる素材感で目を楽しませてくれます。楚々として控えめでありながら、きりりと個性を放つ「雨楽な家」です。
まるで歌川広重の浮世絵から飛び出したようなインパクトのある配色。1階の外壁はべんがら色、2階は墨染めの色。日本の伝統色から厳選しました。
かといって自己主張しすぎず、田園風景になじんでいるのはなぜ? 屋根のいぶし瓦と外壁が調和しているから。数寄屋の技を採り入れて2階の階高を低く押さえたから。南西のテラスの木塀も、南東の土間庇の鉄骨も、墨染めの色に統一して色数を絞ったから。
個性を思いきり表現できる自由設計の戸建住宅を建てるなら
好きなプランニング、好きな素材、好きなカラーを選んで
家づくりの過程も家族みんなで楽しみたいものですね。