雨楽な家 URAC MODERN雨楽な家 URAC MODERN

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上からの眺めを楽しむ

3月までは三寒四温の気候でしたが、4月になると桜が一気に咲いて春らんまんの美しさ。奈良県は吉野山の桜も今が盛りと咲き匂っています。

 

吉野山には約3万本の桜があり、約8割がヤマザクラ。山の低いところから、下千本、中千本、上千本、奥千本と呼ばれ、4月初旬から1か月かけて、下から奥へと順に見頃を迎えます。
桜木の下から見上げるのも風情ありますが、上から見下ろすと、「一目千本」といわれるように見事な絶景を味わえます。というわけで今回のテーマは「上からの眺めを楽しむ」です。

上からの眺め

上からの眺め

こちらは土間の上の「井桁の梁の吹き抜け」を2階から見下ろした眺めです。そもそも井桁とは、井戸の地上部の縁に、上から見て井の字の形に組んだ木枠のこと。♯(シャープ)の形といえば分かりやすいですね。
吹き抜けの真下は広い土間。右の黒い棒状のものは土間の薪ストーブの煙突で、屋根の上に突き抜けています。薪ストーブの熱で家全体がホッカホカ。左には太い大黒柱が2階まで貫いています。
2階の窓からの陽ざしが1階へ舞い降りて自然光を届けます。2階にいても土間で遊ぶ子どもたちの様子が分かるので安心ですね。

こちらは「雨楽な家」の2階のフリースペース。セカンドリビングとしても、子どもたちのコミュニケーションルームとしても、趣味の広場としても活用できる空間ですが、ロフトから見下ろすとこんな眺めです。
こうして見ると屋根の木組みがどのように組まれているかを間近で観察することができますね。縦に伸びる柱は桧材。横に伸びる梁や桁は杉材。床板は桧材。壁は漆喰の塗り壁。木の香りが気持ちいい森林浴空間です。

上からの眺め

こちらは「雨楽な家」の吹き抜け越しに2階から1階リビングを見下ろした眺め。家族をいつも身近に感じられますね。この家の梁や桁には愛媛県産の久万杉が使われています。木目が緻密でつやのある美しい杉材です。
「雨楽な家」は吹き抜けやロフトを設けることが多いので、上からの眺めを日々楽しめます。空気の循環が良く、開放感があり、ライフステージの変化に応じたリノベーションも容易にできるというメリットもあります。
自然素材でつくる明るいオープン空間で子どもをのびのび育てながら、上からの眺めを楽しんでみませんか。

上からの眺め

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