雨楽な家BLOGBLOG
屋根裏のスペースを有効活用しよう
畑に菜の花が咲き乱れ、日ごとに風が暖かさを増してきました。寒くて長かった冬も終わり、いよいよ春の到来ですね。重い冬のコートを脱いで、軽い春の衣装へと衣替えをしませんか。
とは言っても、冬の衣類は大きくてかさばるので収納場所に悩みますね。そこで家を建てる際にお勧めしたいのが、スペースを無駄なく有効活用したい人にピッタリの“ロフト”です。
今のように優れた断熱材のなかった昔の家は、屋根と天井の間の“天井裏”という大きな空気層が断熱材の代わりになっていました。しかし、今となっては、貴重な住まいの中に天井裏みたいな、小動物のすみかにもなるスペースを設けること自体が空間と資源の無駄づかい。
今の時代は高性能の断熱材を利用して、屋根裏の空間にロフトを設け、そこを衣類などの収納場所として有効活用することができます。ほかにも、ひな人形や子どもの絵など思い出の品々を仕舞ったり、時には子どもの遊び場になったりして。
ハンガーラックや収納ケースをロフトに置いて、家族の一年分の衣類がひと目でわかるように、個人別、季節別に分類して収納すれば、衣替えもカンタン。
設計上のルールを守れば、ロフトは床面積や階数に算入されません。面積はロフトのある階の床面積の2分の1未満、とか、ロフトの高さは1.4m以下とか、ロフトの内部に収納を造作しないなどのルールがありますが、詳細は自治体によって異なります。
「雨楽な家」では高性能な断熱材を屋根の中にしっかり収めて、屋根裏スペースにロフトを設けています。大切な空間や資源を無駄なく有効に活用しましょう。