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2023.09.27

太陽光発電は「売る」より「使う」時代へ

ロシアvsウクライナ戦争やロシアとサウジアラビアの石油の減産協定により石油の輸入価格が上昇しています。そうなると資源不足のわが国では電気をつくる天然ガス・石油・石炭などの資源を輸入に依存しているので電気代が高騰します。すると家計の収支に大きな打撃を与えてしまいます。

 

このような状況下、新築時に太陽光発電の導入を検討する人が増えています。

太陽光発電

 

太陽光発電の売電制度がスタートした頃は、売電単価が家庭で使う電気料金よりも高かったので
メリットが大きかったのですが、現在は買う電力>売る電力の状態です。それでも国策である
ZEHの家を建てるには太陽光発電は必須となります。ZEH住宅にすれば補助金も活用できますし、
売電価格が下がったとはいえ、家庭の負担は軽減されます。

 

太陽光発電

 

太陽光発電

 

写真は新潟市に建っている「雨楽な家」ですが、雪国でも太陽光発電で家庭のエネルギーを
賄っています。蓄電システムも導入し、昼間は太陽光発電でできた電気を使用して
余った電気を蓄電し、太陽光発電できない夜間にその電気を使用します。

 

近い将来、CO2を排除するために電気自動車の需要は高まります。その際に
充放電設備(V2H)を設置すれば、太陽光発電でつくった電気を電気自動車に
充電したり、逆に電気自動車に充電した電気を家庭で使用することもできます。
新築計画時に、太陽光発電や蓄電システムの導入をご検討されるのも一案だと思います。

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