雨楽な家BLOGBLOG
ワークスペースを作ろう
2020年から始まったコロナ禍によって私たちの暮らしは大きく変わり、ウィズコロナの生活様式が定着しました。その一つがリモートワーク。「働き方改革」の一環としても注目されています。
リモートワークの魅力は、通勤のストレスがない、自分の時間が充実する、家事や育児や介護などの時間がつくれるなど。ほかにもいろいろありますね。
あなたは自宅のどこをワークスペースにしていますか? リビングやダイニング、という方も多いのでは? ダイニングテーブルで日々の思いを綴りはじめた専業主婦が小説家に転身した例も多いはず。
「はやくあそぼうよ」と足元でじゃれる愛犬や愛猫。ちょっと席をはずしたすきに席を横取りされる、なんてことはありませんか? できれば専用のワークスペースが欲しいですね。というわけで、今回のテーマは「ワークスペースを作ろう」。
左の画像は「雨楽な家」の2階ホールにワークスペースを設けた事例。カウンターと右の窓の間は、1階ダイニングの吹き抜けなので、1階の様子も分かって安心。開放的で気持ちいい空間ですね。
右の画像は「雨楽な家」の屋根裏にホビールーム兼用で設けた事例。杉板の勾配天井になぜかワクワク。秘密基地みたいですね。独立した書斎や個室が確保できなくても、アイデア次第でこんなに明るく快適なワークスペースが実現します。
インターネット回線はWi-Fiの利用でカバーできますが、ネックになるのが電源の位置。
長時間PCを使うことを前提にカウンター周りにも電源を配置しておくと、端末の充電などにも重宝します。
こちらは「雨楽な家」の屋根裏に「和室の隠れ家」を設けた事例。ワークスペースにもなります。「雨楽な家」は断熱材を屋根にしっかり収めているため、屋根裏スペースをこのように有効活用できます。木の薫る隠れ家でゴロンと昼寝、気持ちいいでしょうね。
ただし、ワークスペースや寝室などの「居室」として屋根裏を活用するときは、階数にも床面積にも算入して扱う必要があります。そして通風や採光のため窓や換気設備の設置を要します。それでも屋根裏の活用により、階数が増えても建築コストをある程度抑えられるでしょう。
敷地が狭く部屋数に余裕のない住宅事情では、ワークスペースの確保もひと苦労ですが、
たとえ独立した書斎や個室が確保できなくても、屋根裏や2階ホールを上手に活かして
快適なワークスペースを作ることができれば、ワークライフバランスがまたひとつ改善しそうですね。