雨楽な家BLOGBLOG
和紙のある家
和紙は、古くから使われてきた日本の伝統的な素材で、主に楮(こうぞ)やケナフ、三椏(みつまた)雁皮(がんぴ)などの自然素材で構成されています。
多孔質で調湿効果があり、室内の湿度を調整し快適な室内環境を保つのに役立つのも特徴の一つで、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
このように昔から使用されてきた素材を活かすことを目的に「雨楽な家」では室内建具や造作家具の建具の仕上げに越前和紙を利用したり、天井に土佐和紙を使用するなど積極的に活用しています。
越前和紙「銀河」
福井県で生産される高品質な和紙の一つで、日本の伝統色を中心にカラーバリエーションが豊富です。「雨楽な家」は壁の仕上げが漆喰なので、自分好みの色を選ぶ方が多いようです。
土佐和紙
高知県で生産される伝統的な和紙で、耐水性や耐久性に優れ、長期間使用することができます。
壁紙用として作られたものは、準不燃材料として防火認定を受けており熊笹や桧のチップ材、備長炭などが練りこまれたものもあり、ビニールクロスとは違い、部屋全体の雰囲気を和らげる効果があります。
「雨楽な家」では、土佐和紙壁紙を天井仕上げとして使用しています。店舗の仕上げに活用することもあり、特別な空間を演出してくれます。
最近の住宅では和紙を使用することが減っているため、和紙と聞くと障子や襖に貼られる
紙をイメージされる方も多いのではないかと思いますが、仕上げ材としても使用可能な素材です。
和紙のやわらかくて温かみのある風合いは、目にも優しく、その場にいるだけで心を落ち着かせてくれます。
またビニールクロスとは違い、重ね貼りができるので、リフォーム時の工程が大幅に短縮できます。
「雨楽な家・景」豊田モデルハウスでは、実際に和紙が施工されている空間を見学していただき
素材に触れたり、カラー色見本を見たりすることもできるので、お気軽にご来場ください。