雨楽な家BLOGBLOG
わが家の雨楽な家づくり-vol.3「玄関土間」
秋も深まり、朝晩はめっきり冷え込むようになりました。
冬はもうすぐそこまで来ているようですが
スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、皆さんはどの秋を楽しんでいますか?
わが家はエアコンを使わないこの時期は、1階のすべての引き戸を全開にして
玄関~和室~LDKをワンルーム感覚で楽しんでいます。
今回は玄関のお話です。
もちろん、わが家の玄関は洗い出し仕上げの土間。
今では定番となったシューズクロークはありませんが、吹き抜けの明るい玄関土間は自慢です。
3畳ほどの広さしかありませんが、吹き抜けの視覚効果もあって
私の友達も子供の友達も初めて来た時は必ず「わっ、広っ!」と言ってくれます。
以前、運送会社の方に重い荷物を玄関の中まで運んでもらったことがありますが
配達員の爽やかな青年が、入った瞬間に「わぁ~」と一言。
荷物を置いた後に「仕事柄いろんな玄関を見ていますが、すごく気持ちがいい玄関ですね。
僕もこんな家を建てたいです」と少し照れくさそうに話してくれました。
若い方にこのように感じてもらえて、とても嬉しくなりました。
vol.1でお話しした「超高速ハイハイ」をする息子や3つ上の娘もこの土間が大好きで
少し目を離すと決まってここで遊んでいました。
砂やほこりが溜まりやすい場所なので部屋に連れ戻すのですが
またハイハイで行く⇔連れ戻すを繰り返すので、諦めて思う存分遊ばせました。
息子は靴を手に取って投げたりすることもなく、洗い出しの凸凹した石を触ったり、吹き抜けを見上げて「あぁ~」と言ったり、空間そのものを楽しんでいる様子。
娘は娘でフライパンに葉っぱを入れて、おままごとです。
ひんやりして気持ちいいのかなぁと思っていたのですが、今のように涼しくなっても寒~い冬になっても遊んでいたので、「この年齢(0歳&3歳)の子も惹きつけるなんて、土間の魅力ははかり知れない!」と思いながら眺めていました。
自然石の洗い出しは五感をいやすだけでなく、凸凹が滑り止めになるので、小さなお子さんや年配の方にも歩きやすく安全です。お掃除も簡単で、玄関床に最適なのです。
息子が長い時間遊んでいられたのは、ひとつひとつの石の表情が違うので、見ていて飽きなかったからだと思います。
今は坊主頭で見るからに「野球少年」になった息子(小5)は
この土間で父親と仲睦まじくグローブを磨いています。
雨の日は体幹トレーニング、娘(中2)はバスケのハンドリングをします。
2人とも今でもお気に入りの場所のようです。