雨楽な家BLOGBLOG
わが家の雨楽な家づくり-vol.23「KAPLA(カプラ)」
強い日差しが照りつけ、どこへ行くにも日傘が手放せない季節がやってきました。
太陽を気にせず、娘と息子を連れて色んな公園に行っていた頃が懐かしいです。
あの頃は私も若かった…
ここ数年の暑さは命に関わります。
電気代が気になるところですが、家の中で静かに乗り切りたいと思っています。
小さい子どもさんがいらっしゃるご家庭では、静かに…とはいきませんよね。
皆さんは、KAPLA(カプラ)という積み木をご存知ですか?
息子は園庭を持たない、いわゆる里山保育の保育園に通っていました。
山が園庭の代わりで、自然の中で体と頭をしっかり使って遊び、
昔ながらの遊びを大切にするという教育方針の園です。
そこで出会ったのが、フランス生まれの積み木KAPLA。
1ピースの比率が1(厚さ):3(幅):15(長さ)の板状で、積み重ねるだけでどんなものでも作れてしまうので
「魔法の板」と呼ばれています。
材質は1200種以上の世界中の松の中から選ばれたフランス海岸松で、最適な粘性や耐久性があり、かつヤニが出ない唯一の材だそうです。
先日、息子の中学校の野外活動でも同級生全員で大作を作り上げたようで
「みんな“めっちゃ楽しい!”って言ってた」と息子から聞きました。
小さな子どもさんだけでなく、学生も大人も夢中になってしまいます。
遊びの基本、造形の基礎である積み木は、本当に面白い遊びです。「見えない部分」を想像して積み上げて、「見せたい・見たい形」を作っていくことで、物事を多面的に捉える力を育てます。
板を組み合わせるのは左脳を、形をイメージする想像力などは右脳を使うので、バランスの良い思考力も身につけることができます。
崩れないようにそっと積み上げる力加減、自分だけでなく他の人が作ったものと組み合わせたり繋げたりする楽しさなど、奥深いおもちゃです。
単純な形で白木の木目が美しいKAPLAは、毎日遊んでも飽きることがありません。
崩れた時の音もとても心地よいので、聴覚過敏の子どもさんも安心して遊ぶことができます。
専門家による音響工学の実験で、「木琴に極めて近い」ことが実証されているそうです。
私は出産祝いとしてKAPLAをよく贈りますが、数年後に
「子どもより、パパの方がハマっている」と言われたことも(笑)
自然の物で見た目も音も美しくて、舐めても大丈夫。
やっぱり木のおもちゃっていいな~と思います。
皆さんも贈り物にいかがですか?