雨楽な家BLOGBLOG
わが家の雨楽な家づくり-vol.17「素敵な住まい方」
あけましておめでとうございます。
皆さんは、年末年始はいかがお過ごしでしたか?
わが家は数年ぶりに主人の実家に帰省することができました。久々に親戚一同の顔を見たので、甥っ子姪っ子、そのまた子どもたちにお年玉を大盤振る舞いしてしまい、懐まで寒いお正月となりました。(笑)
お正月といえば、毎年ホテルで親戚が集まってお食事会を開くという親友がいます。
親戚づきあいだけでなく、今どき珍しく異年齢の方とのご近所づきあいも大事にしていて
周りの色々なものがよく見える気配り上手な人です。
そんな彼女が数年前、「家を買いたいから相談に乗ってほしい」と言ってきました。
彼女のことだから、それはそれはこだわりの詰まった家を建てるのだろうと
相談される側の私は少し身構えたことを覚えています。
待ち合わせの場所に行くと、新築の分譲住宅が並んでいるので
「え?分譲?意外!!」という言葉が思わず出てしまいました。
彼女は「私が一から家づくりをすると、こだわり過ぎてバテてしまう自分が見える。
いい場所だし見た感じも好きだから購入を考えてるよ。一緒に見て欲しい」と。
当時、リフォーム会社に勤めていた主人を一緒に連れて行っていたので
設備は主人担当、間取りは私担当です。
2棟並んでいて、設備と間取りだけでなく隅々までチェックし終えた時
私と主人は顔を見合わせて「こっち!」と意見が一致しました。
シンプルで飽きがこない外観デザイン。
設備も最新のものだし、間取りもよく考えられていました。
なんと言っても立地条件が良く、平地に住みたい息子にとっては憧れの場所です。(笑)
彼女とご主人は私たちの言葉を信じて、すぐに購入を決めてくれました。
晴れ晴れ彼女の「わが家」となったお宅。玄関には今年もセンスのいいしめ飾りが飾られています。
お正月だけではありません。季節に応じていつも素敵に玄関先が飾られていて、私の期待を決して裏切りません。
私がアポなしで「ピンポーン」と訪れても、いつも「あ、中に入ってコーヒーでも飲む?」とサッとお邪魔させてくれます。玄関もトイレも洗面台も、もちろんキレイです。私なら「ちょ、ちょっと5分待ってくれる?」と言い放ち、ダッシュで家の中を片付けないといけませんが…。
いつも思います。
こだわり抜いて建てた家じゃなくても、高級な家具やソファじゃなくても
いつもキレイでおしゃれでセンスのいい住まい方をしていると
家ってどんどん素敵になるんだなぁと。
生き方も住まい方もとても素敵な彼女は、私の憧れの人です。