雨楽な家 URAC MODERN雨楽な家 URAC MODERN

雨楽な家BLOGBLOG

わが家の雨楽な家づくり-vol.15「私のお気に入りのお宅」

日に日に秋が深まっていますが、空の高さを感じながら散歩をしたり自転車に乗ったりするには最高の季節ですね。

私の移動手段は基本的に車ですが、わざわざ自転車に乗って出かける時があります。それは隣町に建っている私のお気に入りのお宅の前を通る時です。

私が子供を出産する前から建っているので築20年は越えていると思いますが、私の中では全く色褪せることなく、こちらのお宅以上に魅了される住宅は存在していません。

お気に入り

何が好みかと言うと、もちろん「見た目」です!
シンプルな箱型で、デザインされた窓と木格子のバランスが
とてもいいのです。余計な装飾はされていません。

 

「ベージュ」の一言では言い表せない、何とも「いい色」の吹付の外壁に、
その色にマッチした木の玄関ドア、センスのいい植栽に私が好きな車、もう言うことないです!
きっとステキな方が住まれているんだろうなぁと勝手に想像しています。

 

自転車に乗ってそのお宅の前を超~スロースピードで通ります。
本当は真正面に立ってじっくり観察したいのですが、
怪しい人だと思われそうなのでまだ実行できていません。
今にも止まりそうなスピードでよそ様のお宅を凝視しながら
自転車に乗っている私の姿は、既に怪しい人ですが…。

 

家族でそのお宅の前を車で通る時は、主人にスピードをできるだけ落としてもらい
「こちらが母さんの好きなお宅です」と皆に紹介しています。
ちょっと遠回りになってでも何度も通るので、今では
「あ、母さんが好きな家」と子供たちは言います。

 

ある時、息子(小6)が「じゃー、こんな家を建てれば良かったじゃん」と言うので、「そう思うでしょ?でも“長く住む”となると考えないといけないことがたくさんあってね。そこを踏まえると、やっぱり今の家がベストよ!」と答えました。

 

息子に「将来しっかり稼いで、父さんと母さんに土間と暖炉のある見た目はこんな感じの別荘を建ててよ」と言うと、「はぁ~?別荘なんてムリムリ!」と何とも夢のない返事が返ってきました。
言う相手を間違えました。
娘(中3)に期待します!!

雨楽な家

記事一覧に戻る