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雨楽な家BLOGBLOG

心と体の健康のために。トレーニングスペース

健康維持・フレイル予防のため、ジムに通っています。もともとインドア人間で、学生時代の部活動はずっと文化系でした。まともな運動経験がないのですが、ジム通いは意外と性に合ったようで、楽しく続けることができています。

 

運動を始めたきっかけは、運動不足が原因と思われる体調不良が次々と現れたためです。一番困ったのは「眠れない」こと。とにかく「眠れない」のです。

 

「これではいけない」と反省して、運動習慣を身につける決心をしました。
ジム通いを始める前は、リビングのテレビでネット動画を見ながら身体を動かしていました。

 

ところが、わが家のインテリアは大の大人が室内で運動することをまったく想定していません。動画を見ながら運動しようと思ったら、まずはテレビの前に広くスペースをつくらなければなりません。面倒です。早速くじけます。運動中も家具や照明にぶつかりそうで、思い切って動けない。若い時分は家の中で運動するなんて考えたこともありませんでした。

トレーニングスペース

 

トレーニングスペース

深く考えずに気に入った家具や家電でいっぱいにしてしまった部屋では、ストレッチすら落ち着かない、
ダンスなんてもってのほか。わが家にはトレーニングに適した空間がないことを思い知りました。

 

トレーニングスペース

情報雑誌のアンケートで「50代以降の家づくりで重視したいスペースは?」の問いに「トレーニングスペース」との回答が増えているそうです。わが身を鑑みると納得の結果です。

 

自宅トレーニングが難しい場合にはジム通いもおススメですが、ネットでたくさんのレッスン動画が無料視聴できる時代、これを活用しない手はありません。

 

写真は「雨楽な家・町家」の2階にあるフリースペースです。大きな家具を一切置かない、シンプルインテリア。パソコン・タブレットを持ち込んで、動画を見ながらゆったりのんびり、心地よくヨガやストレッチ。自分のペースで身体をほぐします。

 

無垢フローリングと置き畳は、寒い季節に肌が触れても冷たさを感じにくい素材です。ヨガマットを敷けば汗や磨耗から床材を守り、マットの反発作用で身体への負担も和らげます。

 

こちらは「雨楽な家」施主様宅のトレーニングルームです。
天井からサンドバッグを吊るして、本格的な全身運動、キックボクシング!
鏡張りなので常にフォームがチェックでき、レベルアップにつながります。
身体を動かすのに十分なスペースで、ダンス系プログラムの練習だってなんのその。家庭用トレーニングマシンを置いて、ジムさながらの運動もできそうですね。

トレーニングスペース

 

オンラインでのパーソナルトレーニングを取り入れているスポーツジムやフィットネスクラブも多く
安定した通信環境と畳2~3帖分のトレーニングスペースを確保しておけば、いつでも利用開始できます。
背の高い方や大きく動きたい場合は、もう少し広い方が安心できるかもしれません。集中して思い切り
手足を伸ばせるように、床面の広さだけでなく全方向、身の回りの空間もあらかじめ確認しておきましょう。

 

適度なトレーニングを自分に合ったスタイルで日常に取り入れることが、長く続けるコツです。
ジム通いを続けている私にも成果があり、「眠れない」日はほぼ無くなりました。

 

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」によると
「適度な運動習慣を身につけることは、良質な睡眠の確保に役立つ」とのこと。
睡眠はあらゆる精神機能や身体機能の健康に影響します。
私の場合、運動習慣を習得しないまま「眠れない」日々を送り続けていたら、
体調不良は加速していたことでしょう。

 

心と身体の健康のために、住まいに自分サイズの「トレーニングスペース」を。
すべての世代の方におススメします。

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