雨楽な家BLOGBLOG
豊田モデルハウスの工事状況(上棟~木工事)
「雨楽な家」豊田モデルハウスの棟上げ工事が無事に完了しました。
棟上げとは、木造建築における柱・梁などの骨組みを組み立てて、屋根頂上の水平な木材(棟木)を取り付けるまでの工程を言います。
この棟上げを終えると木造建築の一区切りとなるため、ここまでの作業が無事に完了したことの祝いと
工事がつつがなく完成することへの願いをこめて、“上棟式”などの儀式を行うことも多いようです。
「雨楽な家」は柱が見える仕上げ(真壁)なので、柱を壁に隠してしまう大壁工法と比べると柱の数が多いのが特徴です。
木造軸組在来工法では、この骨組みが主要な構造部になるため、強固でバランスの良い構造計画を行うことが大切です。
「雨楽な家」では、平面プランを検討する段階で、無駄のない構造計画になるように配慮した設計を行います。
詳細は『構造計画を考えたプランニングのポイント』を参考にしてください。
豊田モデルハウスは2階と小屋裏を融合させた建物として計画しています。
小屋裏2階の天井高さを最大限に生かせる工夫として、屋根と2階天井を同時に仕上げる施工方法です。
効率的な施工要領を配慮して、屋根面の野地板部分を“無垢ボード”施工としました。
棟上げを終えると、屋根葺きや構造金物の取付をして内部の木工事へと作業が進んでいきます。
断熱材やサッシが入ると、これまで図面でイメージしていた間取り空間が
はっきりと分かるようになるので、現場に足を運び確認してみることが大切です。
施工チェックだけではなく、照明器具のサイズや高さ、家具などのイメージも
この時点で把握しておくと、バランスの良いインテリア計画ができるのでおススメです。