雨楽な家BLOGBLOG
選択肢いろいろ。奥深い畳ワールド
写真の畳は縁(へり)のないタイプの正方形の置き畳。
「雨楽な家・景」豊田モデルハウスの2階に用意したものです。
畳表は、昔ながらのい草素材でナチュラルな色を選びました。
畳専門店からサンプルを取り寄せたところ、素材も色も選択肢が
たくさんあって随分迷ったのですが、ここは冒険しないことになりました。
結果、標準的な色・素材の置き畳は無垢フローリングにしっくりとなじみ
IDEEのPUUFクッションの色を引き立ててくれています。
縁なしにしたことも正解でした。同じ色の同じ畳9枚ですが
市松模様に見えるように、畳の目の方向を変えて置いています。
折紙で作った小さなお雛様は、「リノベな家・景」モデルハウスで昨年開催された「折紙教室」で、講師の先生に教わりながら作ったものです。しっかりとした厚手和紙の千代紙を使っているので、折紙といえど高級感をにじませています。
お雛様のすぐ下に敷いている黒い紙の端には「繧繝錦(うんげんにしき)」柄の千代紙を貼っています。
「繧繝錦」は古くから畳の縁に使われ、位の高い人しか使えなかった文様です。ほんの少しの面積でも効果抜群!そこはかとなく高貴なる伝統と気品が漂います。
お雛様の台にしているのは、畳職人さんの手ほどきを受けながら作った「ミニ畳」。
畳のワークショップで畳表の色と縁の組み合わせを選ぶことができたので、あれこれ悩んで決めたコーディネートです。
畳表は白茶色、畳縁はシックなピンクの地色に小菊文様。菊は長寿を象徴する吉祥文様です。
小さな畳は季節飾りや小さな苔鉢など、ちょっとした手作り作品の飾り台として重宝しています。
畳縁は畳の縁としてだけでなく、手芸素材や文具の市場にも裾野を広げています。文具博や手芸店などでさまざまな色柄・素材の商品を手に取ることができます。
巷では「推しグッズ」を飾るためのミニ畳オーダーが人気、とのこと。推しているキャラクターや有名人の推し色・イメージカラー・メンバーカラーで畳表と縁をコーディネートするそうです。畳にそんな楽しみ方があるとは!
和室の畳でも推しカラーコーデを選ぶと、今までの和室とは違ったイメージの新しい空間が生まれるかもしれません。
縁の文様の意味にも注目してみると、きっとさらに面白い。
「畳表の素材」「カラーコーディネート」「畳縁の有無」「畳縁の文様」。
ご自身の住まいの理想の空間をイメージして、奥深い畳ワールドを堪能してみてはいかがでしょうか。