冷やしたスイカが美味しい季節になりましたね。
子どもさん達は夏休み真っ只中！
あの頃のように夏休みを満喫したいなぁと毎年思っている私です…。
海水浴・プール・花火など夏だからこそできることがたくさんありますが、
私の中では夏と言えば甲子園です！

父が野球好きなので、シーズン中はいつもプロ野球中継を観ながら
晩ごはんを食べ、6つ上の兄は小学時代から野球をしていました。
そんな家庭環境で育った私はやはり野球が好きになり、特に高校野球が好きです。

兄は何を血迷ったか、プロ野球選手を何人も輩出している
県内屈指の甲子園常連校に入学し、野球部に入部しました。
兄は野球が大好きですが、そこでレギュラーを取れる程の実力はありません。
入学した当時は100人近くいた同級生が引退する時は半分になっていた、そんな学校です。

寮に入ったので、心配と寂しさで母はしばらく泣いていましたが
(寮生活が厳しすぎて、脱走する部員もいた時代なので…)、
週末になると家族で練習や試合を観に行きました。
結局、一度もベンチ入りすることなく卒業しましたが、就職活動の時は
“あの強豪校で3年間最後まで野球を続けた”ことを
高く評価してもらい、第一志望の会社に内定を頂きました。

夏休みにいつも観ていた甲子園のお兄ちゃん達がいつの間にか年下の男の子になり、そして今では
監督まで年下という…。そんな年齢になりましたが、今でも頑張っている高校球児から元気を貰っています！

負けて涙を流す球児たちを観ると、一勝に賭ける想い、アルプススタンドで応援する
3年生部員、保護者、マネージャー、ブラスバンド部、色んな想いが込み上げてきて泣いてしまいます。

一生懸命やってきたからこそ出てくる涙は、本当に感動します。
甲子園に行けなくても、そこまで熱中できるもの夢中になれるものを見つけて
仲間と共に頑張ったこの時間は、彼らにとってかけがえのない財産になると思います。
わが子にも、そんな何かを見つけてほしいです。

いつかあの熱い想いを生で感じながら観戦したいと思っているのですが
わが家の気持ちのいい桧の床に寝そべってテレビ中継を観るのが幸せすぎて
今年も重い腰が上がりそうにありません(笑)