雨楽な家 URAC MODERN雨楽な家 URAC MODERN

雨楽な家BLOGBLOG

2025.07.09

模型のチカラ

6月27日、私が住んでいる西日本は「梅雨明けしたとみられる」と気象台から発表されました。

「早くない?大して雨降ってないよね?」、人と会う度にこんな会話を交わしましたが、いずれの地域も平年より“かなり早い”梅雨明けとなりました。
子供の頃は「やった!梅雨が明けた!遊べる!」と嬉しいばかりでしたが、今は水不足の心配しかありません…。

模型のチカラ

模型のチカラ

さてさて、今回は私たちの業務の一つでもある、模型づくりのお話しをしたいと思います。
家づくりの打ち合わせは、平面図や立面図を見ながら進めていきます。
日頃から住宅設計に携わっている私たちなら、平面図から立体図をイメージすることはそれほど難しくありませんが、みなさんはどうでしょうか?
「穴が開くくらい図面を見るけど、なかなかイメージできなくて…」という声もちらほら。

ここで遺憾なくチカラを発揮するのがイメージパースや模型です。

私たちが製作している模型は、外観をより分かりやすくイメージできる1/100サイズのミニチュア住宅。多くの人と情報共有する場合、図面のみで説明するよりも模型を見る方が格段に伝わりやすくなります。

建物の形やイメージを直感的に捉えることができるので、施主さまも「思っていた感じと違った」などのイメージの違いに気付いたり、より具体的に理想図を描くことができます。設計者側とのイメージの共有もしやすく、打ち合わせもスムーズです。

数年前とは比べ物にならないくらいレベルアップした写真のようなCGパースにも負けていません!
この1/100サイズの模型は、小さいながらもたくさんの可能性を秘めている頼もしい存在なのです。

模型のチカラ

模型だったものが実際の家となった時の喜びもひとしおですし、入居後にお家に飾って頂けると製作した私たちもとても嬉しいです。事務所などに施工事例として展示しておくと、お客さまの目にも留まります。

 

理想の住まいをカタチにするために、たくさん調べたり考えたり、時には悩み過ぎて嫌になることもあると思いますが、模型やパースを囲んで相談し合った時間も含めて、最後には「家づくり楽しかったね!」と良い思い出となって残ってくれることを願っています。

模型のチカラ

最近製作した「古民家の宿」の模型

記事一覧に戻る