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クローゼットや押入の湿気対策は○○

最高気温が15~20℃になる頃が衣替えをするベストシーズン。お住まいの地域にもよりますが、春らんまんの4月に冬の衣装を仕舞う方が多いのではないでしょうか。

ところで、断熱性の低いマンションや戸建住宅の場合には、クローゼットや収納の湿気に悩む方も多いのでは。湿気がこもるとカビや結露などが発生し、収納物をいためてしまいます。

写真は「雨楽な家」の2階洋室。床は桧材、壁は漆喰。クローゼットには無垢の杉材を縦張りしました。杉も桧も漆喰も調湿性が高く、空気中の湿気を吸い取ってくれるので、クローゼットの湿気やカビや結露で悩むこともありません。

湿気対策

 

私たちは寝ている間にコップ1杯分の汗をかき、その汗は掛布団に30%、敷布団に70%吸収されるとか。その布団をたたんですぐ押入に仕舞うと、押入の中は湿気がいっぱい。

一般の住宅の湿気対策の定番は除湿剤やスノコですね。湿気は奥の方、下の方にたまるので、除湿剤は奥に、スノコは下に置きます。いつの間にか除湿剤のタンクは水でいっぱい。

こちらの写真は「雨楽な家」の2階。押入の内装には無垢の杉材を横張りしました。杉材は香りよく調湿性に優れているので、布団を収納する押入には最適の材料。除湿剤もスノコも不要です。押入の中は杉のよい香りがいっぱい。

湿気対策

 

湿気対策

親戚など泊まり客の多い家庭では和室は重宝します。夜は布団を敷くだけ。木の香りに包まれてぐっすり休めます。朝は布団を押入に仕舞うだけ。手間もかかりません。

和室は桧の柱、漆喰の壁、杉と和紙の天井、和紙の障子。押入の中は杉板張りですから調湿性に優れ、急な泊まり客でも布団を事前に干さなくて大丈夫。自然素材の調湿力を実感できます。

杉材は木目がまっすぐで濃淡のコントラストがおしゃれな材料。伐採の好機を迎えた国産材の杉を家づくりに活用して、湿気とは無縁のさわやかな空気感を楽しみませんか。

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