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2021.11.17

省エネを意識した生活

今年の夏は例年に比べ熱帯夜が多くコロナ禍で
ステイホームが増え、家庭の電力消費量は増えたようです。

 

2021年4月「省エネ性能説明義務制度」がスタートし
今や省エネ住宅は標準化されつつあります。

 

国の定める省エネ住宅のポイントは
(1)住宅の気密性や断熱性を高める ⇒ 建物を外気温に影響されにくくする
(2)住宅設備商品の省エネ化を図る ⇒ エネルギー消費量の少ない設備の採用

 

省エネ住宅

 

今年の夏、我が家ではエアコンを使わない生活にトライしてみました。
「冷房エネルギーを減らす」にはどうすればいいか?
ポイントは熱移動を意識することです。
外気温が高くなる夏は昼間では外部から室内に熱が移動します。
逆に夜は外気温が下がるので室内から外部に熱が移動します。
その観点から工夫したことは以下の通りです。

 

<直射日光を入れない>
昼間に熱を入れないために、窓に外付けの簾(すだれ)を設置。
簾は室内に設置するより屋外に設置する方が日射の侵入は4割削減できます。
幸い南側の窓には軒兼用のバルコニーで直射日光は入りません。

 

<暖められた熱を逃がす>
夕方以降は室内の熱を屋外に逃がすため中連窓を開け、
室内のドアも開放して風の流れを確保しました。
その結果、室内にこもった空気は減りました。
結果的に今年の夏は扇風機のみで対応でき
エアコンは使用せず過ごすことができました。

 

省エネ住宅

 

省エネを意識した暮らし方はたくさんあります。
家づくりを検討される方は建物の性能を高めることだけではなく
直射日光を遮る軒の出や風の流れを意識した間取りや
窓の配置などの工夫をお勧めします。
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