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老後も安心してココに住みたい

やっとエアコンなしで過ごせるようになりましたね。長かった夏が終わりました。
しかし朝晩が急激に冷え込むようになったので、私のまわりでは体調を崩す方が多かったです。
まだ半袖短パンで寝ている息子(中2)は、「おはよう」より先に「寒い…」と。
「長袖を着なさい」としか言えません…

 

老後,バリアフリー

先日、スタバでお芋のフラペチーノを飲みました。美味すぎて「これ考えた人、天才!」と思いながら、お芋の味をしっかり堪能させて頂きました。
この時期はさまざまな飲食店でお芋の商品を販売しているので、“米より芋が好き!”な私は毎年テンションが上がります。
そんなウキウキモードの私に義姉から心配なLINEメッセージが。同居している義母が広縁から犬走りに転落して踵を骨折してしまい、松葉杖で歩けるようになるまでの約2ヶ月半入院することになったと…

 

70代後半の義母は30代から何度か癌を患っているのですが、すべて克服していて“生きる力”を持った人です。
地道なリハビリを頑張っているようなので、今回も克服してくれると思います。

 

退院してからの生活について義姉と家族会議をして、年齢も年齢だし介護認定を申請したらどうかという話に至りました。
実家は義父の両親も同居していたので、段差は無く、トイレや廊下も広い“バリアフリー住宅”です。
”バリアフリー住宅”とは、高齢の方や介護が必要な方、身体機能に障がいがある方が
安全で暮らしやすい生活が送ることを考慮して設計された住宅のことをいいます。

 

トイレには手すりが付いていますが、玄関の段差が大きいこと、
リフォームしたユニットバスに手すりが1つしかないこと、
病院で義母が「起き上るのが少ししんどい」と言っていたことが気になりました。
申請手続きをすると認定がおりたので、介護用ベッドのレンタル、玄関と浴室に手すり、
玄関に折りたたみ式の腰掛けを取り付けることになったそうです。

 

もし仮に松葉杖の義母が、“雨楽な家”のわが家で生活するとなった場合、
何が必要でどのように生活するのかを考えてみました。
まず気になったのは、玄関までのアプローチと玄関ポーチの段差です。
敷地の広さの関係もあり、車椅子での生活を想定して将来スロープをつける設計はできていません。
アプローチは松葉杖でも歩きやすく整備して、ポーチの段差はポーチ柱に手すりを取り付ける必要がありそうです。

 

わが家の1階の間取りはシンプル、且つ廊下がありません。
土間は広く、その土間に面して和室があるので、障子を開ければ腰をかけることもできます。
トイレ、洗面室、浴室はリビングを出ればすぐの場所で、建具はすべて引き戸。
玄関とトイレに手すりを取り付けるだけで、大きな改修工事をしなくても生活できそうです。
「広い土間と廊下がないシンプルな間取りは、いいこと尽くめだなぁ」と改めて実感。
自分の老後も安心してココに住めると確信することもできました。

 

何十年も住み続ける大切な家です。
老後や介護が必要になった時もみんなが快適に暮らす為には
住宅を建築もしくは購入する前からバリアフリーを意識しておくことが大切です。

 

老後,バリアフリー

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