天井仕上げで雰囲気を変える

天井仕上げ,梁表し,杉板張り

「雨楽な家」の内装仕上げは、床は桧の無垢材、壁はしっくい塗り、と統一していますが、天井仕上げは、空間に変化を加えたいときや梁の組み方によって、仕上げを変えています。

●梁表しに杉板張り仕上げ

LDKなど広い空間には大きな梁を表し、その間に杉板を張る。
そうすることで木造軸組工法のダイナミックな構造美を見せることができます。
天井高さを高く取ることができるのも魅力です。


●和紙貼り仕上げ

平天井の部分には和紙を貼ります。
ビニールクロスと違い、素材が柔らかく美しい。
調湿効果もあって、「雨楽な家」のコンセプトにぴったりの材料。
防火認定が取れているので、キッチンの天井にも使用できます。

天井仕上げ,和紙貼り


天井仕上げ,杉板仕上げ

●勾配天井の杉板仕上げ

勾配天井の部分は梁や大垂木などの構造を表し、杉板仕上げとします。
和紙貼りの平天井と組み合わせることで、素材の変化と空間の変化を楽しめます。


天井仕上げ,バルコニー

●バルコニー天井の杉板仕上げ

バルコニーの天井や軒裏も杉板仕上げとします。
外部ですが軒裏なので雨風による腐食も少なく、外観から見た建物の雰囲気が一新します。

このように、壁仕上げや床仕上げだけでなく、天井仕上げで空間の雰囲気に変化をつけるのも面白いのではないでしょうか。