パッシブデザインの家
パッシブデザインとは、エアコンなどの設備を極力使わず、太陽光、日射熱、風などの自然エネルギーを活用して、快適な住まいを実現しようとする設計手法です。
「雨楽な家」はさらに、自然素材である漆喰の調湿性や、無垢の桧・杉の断熱性、蓄熱性といった自然の力により、省エネ、快適、健康的な暮らしの実現を追求しています。
パッシブデザインで夏も冬も気持ちよく
「雨楽な家」の深い軒は夏の高い太陽光をさえぎり、冬の低い太陽光を室内の奥まで招き入れます。
近年は特に夏の高温多湿が厳しさを増しているため冬の暖かさばかりではなく、夏を涼しく暮らすこと、四季を通じて光と風をコントロールすることをよく考えて家づくりを進めることが大切です。
冬に設計の打ち合わせをしたからといって冬を暖かくする工夫が多く、夏を涼しくする設計の工夫が少ないような家づくりは避けたいものです。
「雨楽な家」はパッシブデザインが基本
「雨楽な家」の土間はパッシブデザインそのもの。
冬は日中の日差しを取り込み、土間や木材を温め、夜間にはその輻射熱をフルに活用しています。
土間に吹き抜けを設けると涼風が家中を流れます。
漆喰壁は夏の湿気を吸収して室内の湿度を下げ漆喰壁の気化熱が奪われることで、壁の温度を下げる効果もあり、夏に爽快感を実感できます。