静電気が発生しない漆喰壁
少しずつ空気が冷え込み、秋らしい雰囲気になって来ました。
この季節は洋服を重ね着したり、ひざ掛けや毛布などの布類も増えてきます。
すると、擦れた布から発生した静電気が「パチン」と指先に走ったり、気がつくと床や棚の上にホコリが溜まっていたり…。
オシャレやインテリアを楽しめる分、付いて回るのが静電気とホコリです。
気になるホコリの正体は・・・
ホコリの正体は、布団や衣服などから出る繊維のクズが主成分。
そこに皮膚のかけらや花粉、ダニやカビ、菌、ウイルスなどがついているのだそうです。
そして、そのホコリが引き寄せられてしまうのが静電気です。
電気の溜まりやすいテレビなどの電気製品の裏、壁にも風が吹くだけで
摩擦が起きて静電気が発生し、そこにホコリがくっついてしまうのです。
それがクロスなどの黒ずみの原因にもなっています。
ホコリがたまりにくいのも漆喰壁の特性
では、「雨楽な家」でおすすめしている漆喰壁はどうかというと、漆喰の主成分である消石灰は静電気を溜めない性質のため、ホコリを寄せ付けません。あえてザックリとラフに仕上げたデコボコの壁の表面には、意外とホコリがたまりにくいのです。
自然素材にこだわった家は一見手間がかかるように思えますが、
その優れた性質で生活をより快適にして、さらに健康的な暮らしにも貢献してくれます。