色が与える心理効果
家づくりを考えるときには、壁紙のデザインや建具等、
インテリアに使用する「色」を考えるのも楽しいものです。
「雨楽な家」でよく取り入れられている和紙貼りの建具でも
日本の伝統色を中心に様々な「色」が使用されています。
取り入れる「色」によって、人が受ける印象は様々です。
例えば、木の家のベースカラーになる無垢の木の【茶色】や
【ベージュ】は心に落ち着きを与え、安らぎをもたらしてくれます。
漆喰の【白色】は信頼感や清潔感を与え、部屋を明るく広く見せてくれます。
アクセントにも良い【赤色】はあたたかみを感じ、活力を高めます。
キッチンやダイニングに取り入れると、食欲増進を促したり
日々のお料理を楽しくさせてくれます。
【緑色】は木や草花を連想し、安心感をもたらしてくれます。
心を落ち着けたい書斎や和室に取り入れると、よりリラックスできます。
ポイントに観葉植物を置くのも癒し効果を高めてくれます。
【青色】は心身が落ち着き集中力を助けてくれます。
寝室に取り入れると、心を落ち着けてぐっすり眠れそうです。
清涼感もあるので夏場の寝具に取り入れてもいいですね。
インテリアに取り入れる色を選ぶ際には「好きだから」だけでなく、
その部屋でどのように過ごしたいかを考えてコーディネートすることで
くらしがより豊かになります。色の効果を上手に取り入れて、心地よい
空間をつくってみてはいかがでしょうか。