土地境界確定測量が必要なわけ
現在住んでいる家を建替えたり新築する際、土地の境界が
はっきりしていない場合は境界を確定させる測量が必要です。
「土地境界確定測量」とは隣地の所有者との立ち会いや公図を
もとに土地の境界をすべて確定させる測量のことです。
土地購入の場合は境界確定測量が行われており、土地には写真のようなコンクリート杭が境界線として使用されています。
境界が明確でないと外構工事のブロック積みが出来なかったり、隣家との紛争に発展することもありますので注意しましょう。
また将来の土地・建物の相続時にも境界確定測量は必要になります。
相続税の申告の際には土地の境界確定書が求められるからです。
境界確定測量は土地家屋調査士に依頼することになり確定測量にかかる費用は約３５万円～８０万円が相場です。
土地の形状や官有地と接しているかによって費用が違ってきますが、期間は大体１ヶ月半～３ヶ月以上かかりますので、建築スケジュールに余裕をもって進めることをおすすめします。
土地は代々相続されますので、土地の境界を第三者にも
分かるようにしておくことは、子や孫に対する責任でもあります。
