湿度をコントロールする無垢の木
今年の梅雨は例年より早くやって来ました。
木は調湿性能があるため呼吸する素材といわれています。
ところが梅雨になると建物の床が少しベタベタし不快に感じることがあります。
最近の建物の床は複合フローリングといって合板と化粧板を貼り合わせて作られていて
表面にワックスが施されているので吸湿効果が悪くなっているためです。
しかし「雨楽な家」の床は無垢の木材を使用しているのでサラサラし、肌触りも良好です。
生育中の木には多くの水分が含まれていますが、切り倒して大気中に置くと徐々に乾燥していきます。
安定した無垢の木は、湿気を吸ったり放出したりして、湿気を一定に保つ働きをします。
地域や気候により異なりますが、含水率(木に含まれる水分の量)が10~15%の安定した木を使って家を建てるのが理想的だといわれています。
湿度が高い梅雨どきは湿気を吸収し、乾燥した冬は湿気を吐き出してくれる無垢の木。
床や柱や梁を無垢の木の桧や杉でつくる「雨楽な家」は部屋中の湿度をコントロールします。
温暖多湿な日本の気候には無垢の木が最もふさわしい建築材料です。