古美てゆく無垢の桧
「雨楽な家」北名古屋モデルハウスは、新築後10年経ちますが、来場された皆さんは築10年でも木の香りが味わえることに驚かれます。経年変化で、つややかな飴色になった桧の床の感触も確かめてもらっています。
合板などは時とともに劣化していく素材なので、経年変化はマイナスのイメージですが、無垢の桧は「つや」「深み」「味わい」が増し、「古美(ふるび)てゆく」という表現がぴったり。時を経て使い込んで、美しく変化していくイメージです。
メンテナンスでさらに古美てゆく桧
桧の床のメンテナンスには「米ぬか油」と「えごま油」の自然塗料を使っています。普段は掃除機や紙モップで掃除を行い、年に1~2度、自然塗料を使って布で磨きます。柱は静電気がなくほこりが付きにくいので、からぶき程度で充分です。
桧材の強度の経年変化を調べると、家を建てる時は約380㎏/㎠の強度ですが、200年かけて約500㎏/㎠の強度まで上がり、その後1000年以上経過しても伐採したときとほぼ同じ強度を保っているとか。
時が経つにつれ自然の力で強度を増してゆくのが無垢の木の家の魅力。つややかになり、深みが加わり、味わいも増してゆく。まさしく「古美てゆく」無垢の桧の家です。