リビングの居場所で家族の時間
「土間リビングのある家」のスケッチです。土間のある広い空間で家族それぞれ気に入った居場所ですごしています。
今まで夕食が終われば個室にこもりがちだった家族のライフスタイルが、最近はリビングで各自好きなことをしながら共にすごすという形に変化してきました。
個室は狭くてもいいからリビングを広く充実させたい、というニーズが確かに広がっています。
「土間リビングのある家」の写真です。土間を囲んでリビング、ダイニング、和室が大きなパブリック空間をつくり、土間の上に開放的な吹き抜けが広がります。
リビングを広く充実させたい、というニーズの背景は何でしょうか。共働き家庭が増え、家族いっしょにすごせる時間が少ないため、限られた時間の中で自然に家族がリビングに居場所をつくり、共にすごすようになったこと。
スマホやタブレットがあるので、リビングでも個人のしたいことができるようになったことも大きな要因です。
子どもは近くに家族がいる方が安心して勉強や読書や遊びに集中できるのでは。
リビングの一角に学習コーナーやＰＣスペース、本棚などを設け、親も子も好きな居場所で好きなことをしながら共にすごす。これがリビングの理想形ではないでしょうか。
