空を楽しむ季節
「天高く馬肥ゆる秋」という言葉にも
ある通り、秋の空は青く高く見えます。
その理由は、空気の透明度が高いから
なのだそうです。
秋の高気圧は大陸育ち
秋に晴れをもたらす高気圧は、夏の海で
育った高気圧に対し大陸育ちで、空気中に
水蒸気が少なく乾燥しています。
空気中に含まれる酸素や窒素の分子の粒が
小さく、太陽光の七色の光のうち青や紫と
いった波長の短い光が散乱し、空の青さも
濃く見えるのです。
発生する雲の種類も違います。
夏は積乱雲が地上から2km程度の高さに
発生し、秋は地上から7kmほどの高さに
ひつじ雲、5km~13kmの高さにうろこ雲や
羽雲が発生します。
雲そのものが高い位置にあるので、空も
高く感じるのです。
「雨楽な家」で秋空を楽しむ
例えばインナーバルコニーやウッドデッキであたたかいコーヒーでも飲みながら秋の雲を楽しんだり、夜になればグランピング気分で天体観測をしてみたり。
空気が澄んで気候もいい秋は天体観測にも向いているようです。
秋の休日は、空を見上げて家族で過ごすのも素敵ですね。