『秘密基地』

小さいころは秘密基地が大好きで大好きで、
そりゃもうそこら中に秘密基地を作りまくりました。
自宅の庭から始まって、河川敷、林の中、
そして、あろうことか他人の家の裏山にまで。

今思えばずいぶんと大胆なことをしたものですが
当時は不思議と何も言われませんでした。

数人の子供達が集まってワイワイやっている訳だから
当然、家主さんも気付いていたでしょう。
けれど、傍目にはどう見ても丸見えの“秘密基地”を
僕らがあまりにも真剣に作るものだから
あえて見て見ぬフリをしてくれたのだと思います。

おかげで秘密基地の想い出は楽しいことばかりで
設計をする時もあのワクワク感は大切にしています。

高橋健二

『ブランコのむこうに』

家の骨組をそのまま見せることを構造表しといいます。
 
雨楽な家では二階の天井を構造表しにしています。
表しの梁に手作りのブランコを架けている建物を
よく見かけますが、この写真は広島県北部の聖湖キャンプ場。
早朝の林の中に、見つけた手作りブランコです。
 
木の上高く登ったお父さんと、見上げる子ども達の
歓声が今にも聞こえて来そうです。大人も子供も
無心になって遊ぶ。そんなひととき、大切にしたいですね。

坂井 

『毎年の訪問』

モデルハウスに常駐して3年弱、
多数のお客様にご来場いただいていますが、
夏に必ず訪れる珍客を紹介します。
 
毎年7月には来ていたはずですが、
今年は姿を見ないな~と思っていたら
今日ついに来てもらいました。
少し時期遅れですが・・・
 
ウッドデッキの植物に水やりをしようと近寄ると
受皿の残り水に気持ちよく浸かっている姿を発見。
私がびっくりして、カエルもビックリして
お皿から飛び出しました。
 
季節を味わえる心地よい家です。

国分

『物グラム授業!?』 

静岡県の富士山の麓に建つ、私が4年間学んだ
日本建築専門学校。ここで一風変わった授業が始まりました。

その内容は、建築の基本である木造住宅を
一棟建てるというものです。設計から墨付、建前と全てを
学生が行います。この授業は4年制の学校だからこそ
できる授業内容だと思います。
 
チームワークをもって一つの建物を完成させる。
その完成の喜びを皆で分かちあえる素晴らしい授業だと
思います。 詳しくは下記HPより
http://www.nihonkenchiku.ac.jp/

近藤


 

『夏の効果音』

風に揺れて、涼やかな音色を響かす風鈴。
風鈴がひとつ窓辺にあるだけで、夏の情緒をぐっと身近に感じます。

風のそよぎをそのまま音に変える風鈴の音色は
不規則さと規則正しさがちょうどいい具合に調和している状態、
これは自然界のゆらぎ「1/fゆらぎ」と言われるそうです。
この1/fゆらぎ、人の気持ちをリラックスさせる癒し効果があるんです。

ちなみに不規則に並んだ木目や節、
ザックリ仕上げの漆喰壁は視覚から受ける1/fゆらぎ効果なんです。

夏バテに、風鈴は欠かせない効果音ですね。

内藤

 

『Borough Market』

ロンドンへ行ってきました。
BSE騒動以来ロンドンでは空前のオーガニックブーム。
 
写真は、バラマーケットという名のオーガニック専門市場。
新鮮で安全な食材を求める人や、
惣菜の屋台でランチをとる人で賑やかです。

現地の人に混じって、私も絞りたてのオレンジジュースと
ソーセージのサンドイッチにトライしました。Yummy!!
素材の持つ本来の味を活かした調理が人気の秘密かな?

市場を抜けると、上空の小さな雨雲から細かい雨がパラパラ。
一日に、何度もこんな雨が降るのです。
霧の都というより、にわか雨の都とでも呼びたいような
8月のロンドンでした。

坂井


色鮮やかな野菜          巨大なマッシュルーム
  
銘木に乗せて売る
 量り売りチョコレート 

『祇園祭の山鉾建て』

コンコンチキチ・コンチキチの音色とともに
京都の夏を熱気に包む祇園祭。
「山鉾建て」が四条通り界隈で行なわれました。
 
写真は大工方と呼ばれる職人さんたちの手仕事の様子です。
くぎを1本も使わない「縄がらみ」という伝統の技法で、
収蔵庫から運び出された数多くの部材を、
木槌の音も軽やかに組み立てていきます。
吹き出る汗も忘れ真剣な表情で
縄を組む職人さんの姿は感動もの。
こうして山鉾32基が次々と路上に建ち並びました。

荻野

   

『シンプルライフ』

時間つぶしに立ち寄った書店で
「持たない暮らし」(下重暁子著)という本に魅かれました。
いつの頃からか、たくさんの「物を持つ」事が最高の贅沢であり、
ステイタスだと思うようになってしまい、物のあふれる今、
本当の贅沢、質の高い贅沢を見直しませんか?
という内容です。

今は、壊れたら捨てる、飽きたら買い換える
というのが当たり前のようになっていますよね。
我が家の子供たちにも「物を大切にしなさい!」と
叱ることもしばしば…
本当に大切な「お気に入り」の物の中で生活する事の
心地良さを教えてやりたいものです。
この夏休みは良いチャンスかもしれません。

入江

『ガレージハウス誕生』

滋賀県蒲生郡日野町で「雨楽な家」が完成しました。

ガレージにこだわった建物です。

 

 

このご夫婦は、2年前のゴールデンウィークに

わざわざ広島までモデルハウスを見学にこられた

熱心な施主様です。家を建てることを考え始めたとき、

車好きのご主人は大きなガレージを強く要望。

 

 

「家にいる時間よりガレージにいる時間のほうが長いかも」

奥様の笑顔がとても印象的でした。

高橋 真

 

『自然に触れる』

私のモデルハウスでのお仕事のなかに
花壇の花の植え替え作業、というものがあります
 
名古屋モデルハウスでは、玄関横の花壇に
季節ごとの花を植え替えているのですが、
この作業、実は、気分が一新されて、
とても気持ちのいい作業なのです。

土に触れる機会って、昔に比べて少なくなりました。
スコップで土を掘り起こすと、
幼虫やミミズが出てきたりして、
幼い頃を思い出します。

自然に触れているという実感って大切ですよね。
毎回、”モデルハウスを飾ってくださいね” 
と思いを込めて植えています。

国分