『雨楽仲間』

HPの中で「雨楽な家」に暮らす入居者の声を
紹介するようになって、直接取材する機会が増えて来ました。

先日もご自宅を訪問して、入居される前と
実際に生活する中での感想を伺いました。
「床の傷や障子の破れ、壁の汚れも、子供達がのびのび
暮らしている姿を見ると気にならなくなりましたよ」
と雨楽な暮らしを満喫されている声に安心しました。

なかには外構の板塀に「雨楽な家」プレートを
取り付け、さり気なく自慢している人たちもいます。
感謝の気持ちでいっぱいなりました。

高橋 真

 
 

『実るほど・・・』

『雨楽な家』名古屋モデルハウスは、
名古屋中心部から北へ車で15分、県道沿いの
角地ですが、ほどよい田舎に建っています。

2階事務室の窓から見える風景 
それは・・・田んぼ・・・です。
夏前には水面が見えていた田も
いつの間にか、一面に稲穂が実っています。

秋の稲穂は、私の父からの教えです。
『実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな・・・』
立派な人ほど、人に対して謙虚である、というもの。
周わりへの感謝も日々忘れずに、と。

毎日の生活に翻弄されて忘れがちな基本を
自然が思い出させてくれました。

国分

 

『鉄の国・ドイツ』

ヨーロッパを旅したが、ドイツの街でよく
みかけるものは鉄のオブジェとブリキ製のおもちゃ。
どこの店をのぞいても子供世界で愛されている
玩具類が並べられている。博物館には人形や鉄道、
家、部屋、荷車、メリーゴーランド、学校などが
所狭しと陳列されていた。大通りヘルンガッセでは
錬鉄細工の張出し看板があっちこっちに・・・。
 
帰国して鍛鉄工芸家の西田光男さんが送ってくれた
本をひもといてみた。本場ドイツで個展やライブを催し、
講演する西田さんはやはり本物のプロである。

丸山

 
 
  

『憧れのパリへ!』

ルイ14世、マリーアントワネットと華やかな
ルネッサンス時代を夢見て、フランスを訪れました。
しかし、パリの街は埃ぽくって、
ゴミも散乱し、私の期待を大きく裏切りました。
 
驚いた事に、ある地域では、99.9%の人はアパート暮らし、
一部の富裕層の人が山間部に別荘を所有しているとか・・・。
それに機械化されているOA機器や、便利グッズなどが
良いことだとも思っていないらしく、不便でも
使いなれたモノに固執する国民性には驚かされました。
 
人々の暮らしは、質素そのものです。
スクリーンに登場する、パリジェンヌに憧れていた私は
少し残念な思いで帰路につきました。

丸山良子 


 

『職人の粋な計らい』

工務店の完成見学会に参加したときのこと
和室に入ると床の間の壁に
もみじの模様が描かれていました。

よく見ると、ジュラク仕上げにもみじが型取られており
着色までされていました。

聞くと左官屋さんがお施主様のために
ちょっとした計らいで手を加えたようです。

「雨楽な家」にはそこに携わるすべての人の思いがこめられて
建築されていることを実感しました。

村上

戦艦「大和」

呉市の「大和ミュージアム」(海事歴史科学館)に行って来ました。
呉市は、明治時代から東洋一の軍港として栄えた町です。
科学館では呉が建造した戦艦大和を通して、
歴史・技術、そして平和の大切さを学べる施設になっています。

印象的なのは「大和」の1/10スケール模型。
子供の頃にプラモデルで造ったものとは比較にならないほど精巧です。
わが子を忘れてしばらくの間、釘付けになってしまいました。

ちなみに、甲板(デッキ)には桧の縁甲板が張られていたそうです。
耐水性・耐久性に優れた床材は「雨楽な家」も同じです。

内藤

 
「大和ミュージアム」ホームページより

 

『素敵な届け物』

雨楽な家の設計図の大半は、CADで作図しています。
  Eメールによって会員の皆様へ、数秒で送る事が
          できるのでとても便利です。

 しかし、私の担当する手描きの図面やスケッチは
      今でも、宅急便で発送しています。
 とはいえ、わずか1日で全国各地へ届けてくれるの
    ですから、大変ありがたく重宝しています。
            
   さて、写真は「アドリア海の真珠」と呼ばれる
       クロアチアのドブロブニクという町。
  アニメ「魔女の宅急便」の舞台のモデルとの事。
 魔女のキキが、ほうきに乗って荷物を届けたあの町です。
     
 ドイツの友人が、旅先からEメールで届けてくれました。

坂井

『曼珠沙華』

ここは万葉の里、奈良の飛鳥。
棚田のあぜ道で真っ赤に咲くのは彼岸花、
またの名を「曼珠沙華」です。
中国原産の花で、日本に稲作が伝わったとき
土に混入してきた帰化植物だとか。

田んぼのあぜ道に多いのは、球根に毒があり
田を荒らすネズミや虫などを近づけないためと、
あぜの崩壊を防ぐため。風景写真を撮る人のために
きれいに咲いているわけではありません。

炎のような曼珠沙華が素朴な土壁の家の庭に咲く姿は、
ドキッとするほど刺激的。
自然の家には野に咲く花が似合います。

荻野

 

『土間の楽しみ方』

『雨楽な家』の土間の楽しみ方をご紹介します。
完成見学会の際、ご主人のご厚意によりバイクを展示。
イタリア・DUCATI社の貴重なバイクです。

ご主人は、リビングから愛車を眺めながら、
バーカウンターでウィスキーを嗜むのが楽しみ。
雨の日は土間でバイクの手入れをするのが一番との事。

施工した大工さん・現場監督さんは
「ガラス折戸・バーカウンターを作るのに苦労したけど、
ご主人の喜ぶ顔を見たら忘れたよ」と納得顔。

『雨楽な家』には土間がよく似合います。
人それぞれの「土間の楽しみ方」。いいもんですね。

鈴木

 

『タイル割り』

タイル割りという言葉をご存知でしょうか?

タイル割りとは床や浴室などにタイルの寸法を均等に
割り振り、張り合わせる為に必要なことなのです。

普段は気にもしないことかもしれませんが、
気にならないということは、違和感なく
敷き詰められた良いタイル割りの証なのだと思います。
もし身近にタイル張りがあるなら
意識して見ていただければわかると思います。

近藤