先日、中三になる息子が読書感想文を書く為にと
宮沢賢治の本を買っていました。
懐かしさから何気に手に取って読んでいくうち、
同年代であった中学時代を思い出させてくれました。
作品は登場する動物や植物、風や雲、星や太陽が
人間との関り合いの中で語り合っている様子が
生き生きと表現され、読み手の心を和ませます。
雨の日でも快適に過ごせ、自然と共生していく住まい。
「雨楽な家」もどこか賢治の世界観に通じるものを感じました。
高橋 真
ずいぶん日暮れが早くなりました。
こんな頃、ふと思い出す日暮れ時の1シーンがあります。
約束の時間を過ぎても帰ってこない末っ子。
いつもなら、コラッ!という一声から延々とお説教。
本人はそれなりの理由があるので不満な面持ち。
そこで、その日はちょっと趣向を変えてみようと、
真っ暗になって帰ってきた末っ子を
「遅かったね、心配してたよ」と抱きしめました。
どんな反応に出るかと様子を伺っていたら、
なんと、「ごめんなさい」と涙がポロポロッ…
予想外の反応に、こちらもつられて
思わず涙ぐんでしまいました。
きっと「雨楽な家」にお住まいの子育て真っ最中の
ご家族の中にもこんなエピソードがいっぱいでしょうね。
入江