先日、とある蕎麦屋に行ってきました。
場所は、広島県の奥の奥。
道なき道を…とまではいきませんが、
本当にこんなところにあるの?というような場所です。
別に「大の蕎麦好き」というわけでもないのですが、
ここはオーナーも建物も、とても魅力的です。
まずオーナーは、
NHKの蕎麦打ち講座で有名な高橋邦弘さん。
そして建物は、
「呉羽の舎」等で有名な白井晟一研究所。
名建築で名人の蕎麦を食べる、
相乗効果で美味しさ三割増し!
目と舌の保養が同時にできた一日でした。
高橋健二
家づくりを考える時、住環境のチェックと共に
敷地に対する建物の配置計画も重要なポイントです。
まずはゾーニング計画を立ててみましょう。
車庫やサービスヤード、それに家庭菜園等の
スペースや利用目的など、スペースをじっくり家族で
打ち合わせると面白い意見が出てきます。
そして敷地の境界ラインにこだわらず
少し建物を回転させることで
それぞれ目的を持った空間が現れる場合があります。
村上
「雨楽な家」の工事着手前に構造材の「木配り」をする為に
プレカット工場に行って打合せを実施しました。
「木配り」とは材の適材適所を見極めて構造材を配置していく作業です。
「雨楽な家」は、構造材が剥き出しで仕上がるため
このような作業や加工方法の打合せなどを行なっています。
家づくりで大切なのは木材の品質ですが、
「含水率」を測定する事で品質を確認する事ができます。
いくら構造計算を行なっていても使用する材に
期待する強度が無ければ意味がありません。
現しになった構造体は木の特性を活かして
強度を落とす事なく、長期に渡り住まいを守ります。
内藤
静岡県藤枝市で(有)福工房さんのモデルハウスが完成し、
著名な建築写真家の上田明さんに撮影をお願いしました。
最近はカメラの性能が良くなり、自称セミプロが多いのですが、
やはりプロと素人の差は歴然です。
上田さんの手にかかると、木の温もりから室内の空気感まで
写真を通じてリアルに伝わってくるから不思議です。
撮影は天候にも恵まれ、朝から辺りが薄暗くなるまで
快調に進みました。生気あふれる「雨楽な家」の仕上がりが楽しみです。
高橋 真
友人に誘われ、「二紀展」に行ってきました。
友人の会社の人の作品が出展されているとかで、
いいチャンスだと思い、三女も一緒に連れて行きました。
大きな作品ばかりで少々圧倒されながら、
ゆっくりと見て廻りました。
「どの絵が好き?」「あの、男の子の絵」
小さな男の子が木漏れ日の中でぽつんと立っている絵。
きれいな緑と、小さな男の子の表情がとても印象的でした。
色々なテーマをそれぞれの表現で表してある絵画を見ながら、
娘と普段できない会話も楽しめました。
帰り道、「たまには美術館も良いネ。お互いに、
何か趣味を持たなきゃね。お茶でもして帰ろうか・・・」
我ながら、有意義な休日を過ごしたと満足してましたが、
帰ってからの、お姉ちゃんたちへの報告は
さっき食べた新作ドーナツのことのみ・・・
まだまだ、花よりダンゴの娘です。
入江
建物の構造計算とは、荷物や積雪の重さ
地震や台風などの力に対して建物が安全かどうかを
確認するために行ないます。
RCや鉄骨の建物では、当然のように行われていますが
木造の2階建てでは「構造計算」はほとんど行われていません。
壁量計算は壁だけで柱や梁は計算にさえ含まない
簡易的な構造チェックなので、安全性の検討はできません。
許容応力度などをきっちり計算する真の構造計算によって
柱や梁まで構造チェックし、建物の安全が確認できます。
入社2年目、「全棟構造計算を!」をスローガンに
今年も設計技術力を磨きたいと思います。
土居
冬と言えばコタツの存在は欠かせません。
私の実家のコタツの熱源は練炭などが主でしたが、
最近ではほぼ電気に変わっています。
またスタイルも置きコタツだけではなく
足を曲げられる堀コタツがあります。
最近では雨楽な家でも
堀コタツをよく見かけるようになってきました。
コタツは日本の伝統ある暖房器具の一つです。
数ある伝統が時代と共に廃れていく中で、
今なお重宝されるコタツ。
冬の生活の必需品です。
近藤