『備前焼』

私の祖母は岡山で備前焼を作っています。
「時が経つほどに良さが出てくるんだよ」と
よく言われたものですが、子供の私には
この茶色い壺のどこに良さがあるのか不思議でした。

現在、わが家には祖母から20才の祝いでもらった
備前焼のビアジョッキが活躍しています。
ざらついていた表面にはしっとりとした艶が出て
何とも言えない味が出てきました。
自然素材を使った「雨楽な家」も
時が経つほどに良さが増してくる味のある家です。
自分と共に年を重ねてくれるものというのは、
不思議な落ち着きや愛着が生まれます。
そんな空間ですごす時間は格別です。

新田


オープンエア・おかやまより

『音色でわかるお国柄』

「雨楽な家」のロゴデザインでお馴染みの飯守先生が、
打合せのためリック本社へいらっしゃいました。
先生がお越しの際は、朝礼でヴァイオリンを弾いて
いただくのが恒例となっています。
  
演奏曲目は、1日目:バッハのG線上のアリア
2日目:無伴奏パルティータでした。
  
今回の楽器は最近パリで購入されたフランスヴァイオリン。
以前ご使用だった、かちっとした音のドイツヴァイオリンに
比べると、こちらは明るく艶のある音色だそうです。
  
国民性が、楽器作りにも現れるようで面白いです。
さて、日本のバイオリンはどんな音色?
控えめで奥ゆかしい音色といった所でしょうか。

坂井

 

『時の流れ』

春は何かと学校行事に追われます。
先日は長女の大学の卒業式がありました。
会場は平和公園の中央にある、広島国際会議場。
私の時代は卒業式といえば学校の体育館か講堂でしたが。
大学生にもなって親がのこのこ行くのもどうなのかしら?
と思いつつ、やっぱり人生の節目だし…と、行って来ました。
式自体は粛々として、その中で私は少ししんみりしてしまいました。
  
驚いた事に、平日にも係わらずお父さんの姿の多かったこと。
そしてもっと驚いたのは、式が終わり会場を出たところで、
つい1時間程前の卒業証書授与の瞬間の写真や
式の前に記念写真を撮り合ってる学生たちが
大きく載った「新聞」が配られてたのです!

時代は変わりました…
三女が卒業する頃にはどうなっている事やら…

入江


 

『雨楽な犬小屋』

雨楽な家で建替えた時に

うちのワンちゃんの犬小屋も
建替えてくださいと

大工さんがご家族から頼まれ

ヒノキの床材を使って作りました。

ご家族にもワンちゃんにも喜んで頂き

とてもいい気分でお昼寝の最中でした。

ヒノキの香りに包まれ
とても気持ちよさそうでした。

鈴木


『優れた椅子』

学生の時に、インテリアを学ぶ授業があり
その時に「イームズ」や「ヤコブセン」を知りました。
それ以来デザイナーズ家具、特に椅子に
あこがれがあり、街で見かけたりすると嬉しくなります。
『雨楽な家』のモデルハウスにも素敵な椅子があります。
『雨楽な家・町家』にある長大作の『低座椅子』
とても座りやすいくつろげる椅子です。
優れた建築家は優れた椅子を作れると習いました。
いつも使い手を一番に考えているからでしょうね。

中村

『バービー』

先日、ドイツのニュルンベルクで「国際玩具見本市」があり、
「バービー」の誕生50周年を祝うイベントがあったそうです。
そう、私の子供の頃は「リカちゃん」ではなく、「バービー人形」でした。

大人の顔と体型のバービーは当時の女の子達の憧れで、
洋服がとてもお洒落で、ハイヒールや帽子やバック等の
小物もとても素敵で、友達と集まっては
洋服を取替えっこして着せ替えて遊びました。

今の小さなお子さん達も着せ替え人形で遊んだりするのでしょうか?
「雨楽な家」にお住まいの若いお母様方、幼い頃を思い出し、
檜の床の上で子供さんと一緒にお人形ごっこを楽しんで
みてはいかがでしょう・・・?きっと、楽しい時間が過ごせますよ。

入江

『おにた』

おにたのぼうし

先日の節分の夜の事。  中3の息子が,
「今年から豆まきはしない」と申します。
その日の朝礼で、校長先生が紹介された
一冊の絵本が原因のようです。

昭和44年初版の「おにたのぼうし」という名作絵本。
気のいい鬼の子おにたが、節分の夜、貧しい病気の
母と子を喜ばせる、ちょっとせつない作品です。

絵本の中の、おにたは、天井の梁の上にいるのです。
幼い息子が「はりってなに?」と尋ねても、2×4の
我家では、うまく説明できなかった事を思い出します。

その点、梁がたくさん見える「雨楽な家」では
子供達に本物の梁を見せて、説明してあげられますね。

お宅の家の、梁の上にも気のいい鬼の子が住んでいて
幸せを手助けしてくれているかもしれませんよ。

坂井

ポプラ社 「おにたのぼうし」より

『鞆の浦の街並み』

「崖の上のポニョ」の舞台になっている鞆の浦の街並み
映画全体を通して、鞆をベースに物語全体が描かれています。

昔から鞆にはよく訪れていましたが、今回時間をかけて
観光すると、いろいろな事に気付きました。

文化財の数々、雁木と常夜灯が残る静かな港、
空き家を利用したお店がまとまっていて
街並や観光面で充実したものになっていました。

鞆の浦は架橋問題で揺れている最中で、
町の活性化を公共に期待する向きもありますが、
地元の人は町を活性化させる活動も行っています。

土居

『構造美』

木を使った家なら構造美を見せない手はありません。

私の残心な思い出は学生の頃に、岐阜県の白川郷の民宿で
宿泊し、日本家屋の伝統美に心を打たれたことです。
多雪地域で積雪荷重に対応するため急勾配の合掌造りで
内部は天井を張らない骨組み現しの頑丈な構造でした。

よく練られた建物の構造美は美しいものです。
私は、「雨楽な家」を設計する場合美しい構造美を
造っていくよう常に心がけています。

近藤

『日本各地の「雨楽な家」』

皆さんはどんな家を建てようか検討する際
何を参考にされますか?
実際の建物を見に見学会へ参加するのが1番ですが
最近では、まずはWEBで情報収集といった方が
ほとんどではないかと思います。

「雨楽な家」のHPにも日本各地のモデルハウスや
「お客様の家」を紹介するページがあります。
実際に見てみたいけど近所で見学会がないから…。
そんな方必見です!!
現在、毎月1件のペースで新しい事例を紹介中です。
きっと家づくりの良い参考になることでしょう。
これからもどんどん更新していきます!!
http://urac.ne.jp/gallery

新田