『尾道』

先日、尾道市に行って参りました。
尾道市の風情溢れる素敵な街並みを
写真におさめることが目的の日帰り小旅行です。

春には桜で有名な千光寺にも行って参りました。
初めてロープウェイに乗って、頂上まで
辿り着くまでの景色は、言葉にならない程の絶景でした。
真っ黄色なイチョウの木、紅葉が美しい木々に、
千光寺の陰影がとても美しかったです。

私の好みの設定で撮影した尾道は、
また違った風情を演出できて、
とても撮影し甲斐がありました。

今度はもっといい写真が撮れる様に、
カメラの勉強をして、尾道に挑みたいと思います。

日野

『「雨楽な家」と冬』

これから冬本番を迎える山陰地方は
季節風が吹き荒れ、雪の降る日も多くなります。
そんな厳しい冬を少しでも快適にと
遮熱機能が備わった防水シートを施工されている
「雨楽な家」の現場の様子が届きました。

このシートは、室内で暖まった熱を外部へ放出する
ことを妨げる機能を併せもち、この建物では
屋根と外壁に採用されています。

また、夏場の直射日光による室温上昇対策にも
効果があるようで、省エネ住宅として期待できます
特別な施工方法は必要なく、従来通りで大丈夫。
真冬のど真ん中。2月中旬の完成見学会が今から楽しみです。

高橋 真

『アメリカにも「雨楽な家」を』

写真は『雨楽な家』の上棟記念です。
ご主人はアメリカ・テネシー州から5年前に来日、
奥様の地元愛知県に建築することになりました。
ご主人のアメリカ在住のご両親は
『雨楽な家』のホームページを
翻訳ソフトで観ておられるそうです。
工務店の現場監督さんが
ご夫妻の打合せや地鎮祭の様子をブログで紹介しているため
アメリカのご両親にも家づくりの様子が伝わっています。
テネシー州では2階建ての住宅はほとんどなく
2階建ての『雨楽な家』の上棟に感激していただきました。
近い将来アメリカにも『雨楽な家』が
建つようになるかもしれませんね。

鈴木

『優しい灯り』

先日、広島県庄原市にて行われているイルミネーションを
見にいきました。この日、どうしても見てみたい光景があり、
それが写真にある障子越しに見る機織りの影絵です。
まさに童謡『鶴の恩返し』に出てくるような一場面でした。

障子ならではの優しい灯りが寒空の中でも、
暖かい気持ちにしてくれました。

現代ではカーテンも性能が上がり、プライバシーのため
室内が見えないものが多いです。子供の頃、祖母に教えて
もらった影絵…現代の子供たちに影絵を伝えにくい環境で
あることは少し残念な気がいたします。

近藤

『中国の住宅事情』

中国は今、目まぐるしい勢いで経済が発展をしています。
住宅やマンションも建築ラッシュでその勢いを肌で
感じるため600万の人口を擁する大連に行ってきました。

まず驚いたのが空港両サイドを埋め尽くす洋風の集合住宅群。
丘がすべて建物で覆いつくされているイメージです。
市街地では、自動車や高層ビルの数にびっくりしました。
その後、すでに完売した大型リゾート住宅地や
造成途中の大規模団地の視察も行いました。

中国では、国有地が多く、
建物はRC造でスケルトンの状態まで建築し
販売するケースがほとんどです。
土地購入者は内装業者に依頼して
思いのままに内装を仕上げていくスタイルです。

中国は人口が多く富裕層の数も日本とはケタ違いで、
スケールの違いを痛感しました。
しかし市街地のマンションなどは不動産投機目的が多いためか
人の気配が感じられない物件も多々見られ、
一抹の寂しさを感じました。

村上

『Now in season』

薪ストーブの活躍シーズンがやって来ました。
「雨楽な家」でも人気アイテムの一つですが、
そのほとんどが、男性からのご要望。

我が家でも薪割りからお手入れまで全て夫任せですが
女性には女性の楽しみ方が・・・

シチューなどの煮込み料理は、火加減を気にせず
ストーブに乗せておくだけで簡単です。

また、アルミホイルに包んだサツマイモを
熾き(オキ:薪が炭状になり燃えている状態)の中に
放り込み、待つこと30分。
ほっくりと美味しい、絶品の焼き芋が出来上がります。

芯から温もる暖かさ。パチパチと薪がはぜる音。
クヌギやコナラの燃えるいい香り。
炎を見つめながら家族で過ごす時間は格別です。

坂井

『寅』

2010年の干支は『寅』ですね。
年賀状を作成する際に漢字の意味を調べたのですが
2010年は正確には『庚寅』で『庚』は植物の成長が
止まって新たな形に変化しようとする状態を表し
『寅』は動くという意味があり、春が来て草木が
生ずる状態を表すのだそうです。
文字の意味だけ見ると、変化して動き始める
そんな年になるのでしょうか。

良い木が育てば、良い家が建ちます。
変化や、良い動きをして成果に繋がる様に
日々過ごせるといいですね。

2010年が皆様に良い年であります様に。

中村

『おかがみさん』

年末の恒例行事、もちつき。わが実家でも
毎年みんなで「おかがみさん」を作ります。

床の間用の大きなおかがみさん。
家中に供える小さなおかがみさん。
お仏壇や台所、庭のお稲荷さん、
使わなくなった井戸にもお供えして
住まいのそこかしこにいらっしゃる神々に
一年の無病息災を祈ります。

おかがみさん作りは手間がかかりますが
みんなでいただくつきたてもちは格別!なので、
年1回の作業は苦になりません。

しかし、そう思っていたのは私だけだったようで。
母が電話で言いました。
「おかがみさん、今年はつくらへんで。できたの買うたしな。」

帰省の楽しみがひとつ、減りました…。

向井

『大連視察』

中国(大連)に行って来ました。
目的は木材加工や家具生産及び住宅市場の視察と
住宅建築の見学。
私は中国を訪問するのは初めてでしたので、
超高層ビルや高級車が溢れる様子に大変驚きました。
街並みを見ていて気付いた事は
全体的に照明が暗い。
工場や建物の中なども薄暗いと感じるぐらいでしたが、
理由を尋ねてみると「節約」との事。

日本では、
太陽光での発電などで環境への配慮を
行っているようで意外と
それ以前に無駄使いが多いことを感じました。

内藤

『先人の知恵』

先日、施工中の現場に行ったときに
工務店の大工さんから面白いことを教えてもらいました。

「鉋屑(かんなくず)で木材をこすると、その木材に艶が出るんですよ」

どうして鉋屑で艶が出るのかわかりませんが
「それは鉋掛けの下手な大工がやることだ」と
その大工さんは先輩から教わったそうです。

今では艶を出すために塗装したり
床ならワックスをかけたりします。

当然昔はそんなものなかったわけですから
鉋屑で磨いて綺麗に仕上げていたんでしょうね。

そういった『先人の知恵』は大事にしたいですね。

伊藤