『「上棟とおかめ」の由来』

建物の上棟が終わると棟札と一緒にお面を祀る
という習慣について調べてみました。
 
大報恩寺(だいほうおんじ)の本堂を造営する際、
大工の棟梁であった長井飛守高次(ひだのかみたかつぐ)が、
信徒から寄進された貴重な柱1本の寸法を短く切り誤ってしまい、思い悩んでいた。
それを見た妻のおかめ(阿亀)が、「いっそ斗(ますぐみ)をほどこせば」と進言。
おかめは、女の身で助言したことで夫の名声が傷つくことを恐れ、
上棟式を待たずに自害してしまった。
高次は妻の冥福を祈り、宝篋印塔(おかめ塚)を建て、
おかめの名にちなんだ福面を付けた扇御幣(梵天)を飾ったとされる。
その後、大工の信仰を得るようになり、
今日でも上棟式にはお多福の面を着けた御幣が飾られている。
度重なる戦乱にも残った本堂とも結びつき
厄除、招福のおかめ信仰につながっているそうです。

内藤

『太陽光パネル』

10月16日・17日に広島市西区の中小企業会館で
リビングフェアが開催されていたので行ってきました。
主に各企業の商品の展示や販売、
木製の家具・材料等を販売するイベントで、
大いに賑わっていました。
 
その中で最近流行っている太陽光パネルの展示がされていて、
構造の違いによる発電量の差など
実物のパネルを使った実験がされていました。
 
構造には単結晶型と多結晶型があり単結晶の方が発電効率がよく、
その分、設置枚数も抑えられるとのことで、
これからはこちらの方が主流になっていくだろうとのことでした。
 
パネル一枚の重さは結構あり、建物の構造計算にも大きく影響を与えてきます。
パネルの枚数を抑えることで、屋根が軽くなるのなら
それに越したことはないなと思いました。

小竹 


写真はPanasonic HPより

『KITOKURAS』

9/25(土)26(日)の2日間、丸亀市綾歌町にて
「木の家博覧会」が開催されました。
会場は地元でも有名な木材会社の施設「KITOKURAS」。
普段は自然木で造られたテーブルが
整然と展示された通称ギャラリーを借用。
芳醇な香りに包まれた癒しの空間に
ついつい仕事を忘れ浸ってしまいました。
 
2日間好天に恵まれたこともあり
沢山の来場者で大賑わい。
展示会場以外にも木に関することが
何でも揃っているこだわりの施設が
他にもあり、一日中満喫できます。
 
「雨楽な家」のイメージを伝えるのに
ピッタリの会場に感謝、感謝の2日間でした。

高橋 真

 

『伝統の舞・神楽』

神楽とは神に奉納するために奏される歌舞であり、
私の楽しみの一つです。

神楽と言っても地方により流派は細かく分かれており
私の地域では出雲流神楽の
石見神楽(イワミカグラ)という系流が主流のようです。

今では幼い子でも神楽が楽しめるようにユニークな
創意工夫がなされており、それでいて物語の筋を崩す事無く
アレンジされております。

最近では舞を観るという機会は少なくなりましたが、
それでも年に数回は伝統の舞に酔いしれるのも悪くないものです。

近藤

『森の中の「雨楽な家」』

愛知県豊田市の山間部に「雨楽な家」が建ちました。
町の中に住んでいたご家族が
緑豊かな森の中で「雨楽な家」に住みたいと
この土地を購入されました。
ご主人は片道20キロの自転車通勤をするそうです。
土間には自転車の整備できる場所が確保されています。
深い森と大きな岩のあるこの場所を
ご家族全員がとても気に入っているそうです。

鈴木

『歌うイクメン』

リックへの通勤途中に
10年前、息子を通わせていた保育園があります。
以前とくらべて最近、子どもの送迎をする
若いお父さんが、驚くほど増えました。
10年前は、送迎のほとんどが
お母さんかおばあちゃんでした。

先日、その保育園前で、イマドキのお父さんが
小さなお子さんと手をつなぎ、大きな声で
「か~ら~す~とい~っしょにかえりましょ~♪」
と歌いながら、仲良く帰っていくのを見かけました。
ほほえましくて、なぜか嬉しくて。
道行く人たちも仲良し父子を見てにっこり。
彼らのおかげで、幸せな気分になれました。

イクメン:育児をする、育児を楽しむ男性

向井

『台所の使い方』

台所の考え方は千差万別です。対面キッチンや
アイランドキッチン、独立キッチンなど
お客様がどのように使いたいかを十分把握した上で
提案するようにしています。
 
最近のシステムキッチンはシンク下の収納が引出しタイプで
奥のものが取り易く使い勝手のよいものが増えています。
そのため既製の吊り戸棚を外して提案するケースもあります。
 
9月11日にオープンした「雨楽な家」新名古屋モデルハウスでは、
システムキッチンと好みの吊り戸棚を組み合わせてみました。
必要な分量のサイズをつけることで余った空間に棚などをつける
自分スタイルの台所を作ることができます。
モデルハウスに是非一度お越しください。

村上

『くらしの知恵』

最近、気づくと自宅の観葉植物の葉に
ホコリが溜まっています。
くっきりとした緑の艶もなくなってしまい、
どうにかならないものかと悩んでいました。
 
そんなときふと、あの万能な「重曹」で
何かいい方法はないかと、
早速調べてみると、やはりいくつか方法が
見つかりました。艶のなくなった
観葉植物の葉に重曹を混ぜた水を吹きかけて、
重曹水を拭き取ってあげると
もとの艶を取り戻すそうです。
 
元気のなかった観葉植物も、
重曹の力ですっかり復活しました。

日野

『ホームシアター』

お客様から時々、プロジェクターをつけて
シアターのような雰囲気を出したいというご要望があります。
 
プロジェクターも近年いろいろとお値打ちな製品も揃い、
普及率も上がってきたみたいです。
それは外出の機会が減り、家の中で過ごす時間が
増えてきたということでしょうか。
 
「雨楽な家」では内壁に白の漆喰を塗ることが多く、
プロジェクターを動かせば家中どこでもシアターになります。
 
日暮れが早くなったこの頃、家の照明を消してホームシアターと
洒落込むのも一興ではないでしょうか。

近藤


画像はウィキペディアより引用

『自然素材のすべり台』

カラフルな遊具で子供たちが遊ぶ児童公園。
最近では木製のアスレチック風遊具を良く見かけます。
木やロープを組み合わせて作った遊具は、子供たちの
冒険心を目覚めさせ、時間を忘れて夢中にさせます。
自然素材の持つ温かさのためか、大人にとっても
ホッと心の和む憩いの空間となります。
 
写真は札幌大通り公園のブラック・スライド・マントラ。
作者のイサムノグチは「ここを子供らの遊び場に」
と、空間全体のバランスを考えた上で設置場所を
ここに決めたそうです。 
なんとも贅沢な究極の自然素材、つやつやの黒御影。
あいにくの雨で子供たちの遊ぶ姿を
見ることはできませんでした。

坂井