『はんなり』

先日、三連休を利用して古都・京都へ行ってきました。
京都の町は、どこを見ても美しく、
隅々までこだわりが伺える町でした。
清水寺から北へ石段で降りる坂道、「三年坂」は
情緒溢れる建物や、陶磁器店、料亭などが立ち並び、
何もかもが珍しく目に止まってしまい、
坂を降りるだけで、何十分もかかってしまう程。
 
 
 
夜は祇園の町へ出かけました。
重要伝統的建造物群保存地区に選定されている、
白川沿いの石畳を歩きながらライトアップされた
夜の町並みは、まさに「はんなり」。
日本人で良かったと改めて感じる旅でした。

日野

『織田有楽斎』

JRのポスターに織田有楽(うらく)斎の姿をみつけました。
信長の弟である茶人 織田有楽斎ゆかりの寺院として
建仁寺正伝永源院がこの冬特別公開中だそうです。
 
自然の恵みを楽しむ「雨楽な家」のネーミングは
この有楽斎の名前にも由来しています。
 
「傾きつつも道を外さず、新風にして侘びを忘れず」
利休の弟子としても名高い有楽の残した茶室「如庵」(国宝)。
斜行壁、有楽窓、古暦の腰張り等、昔ながらの美意識の中に
斬新な創意が散りばめられているといわれます。
 
私たちの「雨楽な家」では日本の伝統文化を生かしつつ
今の暮らしに合うモダンな住スタイルを提案しています。
「うらく」という言葉にはそんな茶人の美意識を
次世代に伝えたいという思いを込めているのです。

坂井


JR呉駅にて

『花粉症と間伐材』

ドラッグストアやスーパーなどに花粉症対策の
マスクやゴーグル、予防薬が続々と並び
なにやらものものしい雰囲気になってきました。
幸い私はまだ発症していないようですが
怪しい症状がでてきていて春が来るたび不安です。
 
花粉症の増加には清潔になりすぎた生活習慣
放置された杉林なども関係しているそうです。
そんな森林を整備して出る間伐材を
県で公共施設の整備に役立てたり
木製レンガなど間伐材を利用した製品に
積極的に取り組んでいる企業もあり
注目も集まっているようです。
 
国産材をうまく利用することで生活がより
快適になれば言うことなしですね。

中村

 
間伐材を利用した転落防止柵とウッドチップ舗装
写真は愛知県HPより引用

『つるし飾り』

雛祭りが近づき、うきうきしながらお雛様グッズを飾ります。
娘の初節句にもらった手づくりのつるし飾り。
色とりどりの布を使って作られた飾りには
ひとつひとつに意味があります。
 
 [ねずみ]…大黒様のお使い。金運にめぐまれ
働き者になることを願って
[俵][すずめ]…五穀豊穣。食に困らないように
[羽子板]…厄をはねとばす
 [金魚]…愛らしく優雅な女性になってほしい
赤い色は魔除け、厄払いの色
[唐辛子]…虫除け。悪い虫がつかないように
…などなど。
 
ただ飾って楽しむだけでなく
飾り物に込められた気持ちや願いを
伝えられたら、と思います。

向井

『後楽園』

2月半ばの連休を利用して岡山・倉敷・尾道の旅行へ行ってきました。
天気が心配でしたが、運が良かったのか、
あまり雨に降られる事はありませんでした。
 
日本三大名園のひとつに数えられる後楽園に足を運んだ頃には
空もすっかり晴れてその見事な日本庭園を
ゆっくり鑑賞することができました。
 
園内の梅林では花も咲き始めていて
そろそろ寒い冬も終わりかなと感じることが出来ました。

小竹

『想いを形に』

広島(廿日市市)の宮島を望む場所に完成した「雨楽な家」
白の外壁と黒の木格子はとてもシンプルで
存在感のある外観になりました。
 
住まい造りの計画を始めた二年前から
「雨楽な家」の見学会には必ず参加して頂き
自分たちの暮らし方を吟味して完成した住まい。
お住まい手と造り手が共に
満足できる出来栄えになりました。
 
「雨楽な家」は、
造り手の意気込みを味わうことができる家。
お住まい手の想いがこもる家。
 
完成見学会は、そんな住まいづくりが
体感できる格好の場所です。
是非、「雨楽な家 完成見学会」へ
参加してみてください。

内藤

 

『昔の遊び』

小学3年の息子の先日の宿題です。
「家にある昔のものを見つけてきてください」
 
昔のものって何がある?
そして見つけました。
おじいちゃん、おばあちゃんから
息子たちがもらったおもちゃです。
 
「だるま落とし」と「こけしの輪投げ」
どちらも天然木でできていて
心地よい触感のおもちゃです。


 
最初はおじいちゃんが得意気にやって見せ
それを真似て子供たちが遊びます。
今も時々出してきて、世代を超えて単純に楽しめます。
 
ハイテクゲームが主流の中
昔の遊びもよいものです。

国分

 

『大黒柱の魅力』

「雨楽な家」では土間と和室の境に大黒柱を設ける事が多々あります。
 
大黒柱の語源は恵比寿大黒の大黒様から来ているとされる説もあり、
大黒様は室町時代から富と豊穣の神として祭られている縁起の良いものです。
 
大黒柱は縁起物としてだけではなく、意匠的にも構造的にも
重要な家のパーツの一つとなります。
 
法隆寺の五重塔にも心柱となる大黒柱が使われており
1300年間も地震や台風に耐え続けてきた事は有名な話です。
 
ずっしりと太い柱が家を支えてくれていると思うと
安心して日々の生活を送ることができると思います。

近藤

『TOUCH WOOD』

今やどこを見渡しても、タッチパネル式の
携帯電話を持ち歩いている人が多くなりました。
先日docomoから、国産間伐材のヒノキ(四万十原産)を
採用した携帯電話が発表されたそうです。
その名も『TOUCH WOOD』。
高度な耐水性や耐久性、防虫・防カビ性を備え、
木の手触りや手になじむ感触の良さを
追求した仕上がりだそうです。
本物の木材を使用していることから、
木目や色味が一台一台異なるのが特徴で、
無塗装のため木の質感を保ちながらツヤと
ヒノキ独自の香りを楽しめるそうです。
なんともおもしろいアイデアですね。
自然素材が身近に感じられる日が
もうそこまで来ています。

日野 


「NTT docomo 」オフィシャルサイトより

『自然素材』

最近親類に赤ちゃんが生まれました。
なにか贈り物をしようと思い
衣服や身の回りのものを探していますが
気持ちよくて身体にやさしいものを
と考えるとやっぱり「自然素材」や
「天然素材」の文字が気になります。
 
無垢の木や漆喰、自然素材を用いた
「雨楽な家」を建てるお客様も
お子さまがいらっしゃる方が
多いように思います。
気持ちよくて身体にやさしい木の家は
お子さまにとって何よりもの
息の長い贈り物になるのでしょうね。

中村