『梅の雨』

となりの梅の実が今年も大きくふくらんできました。
しとしと雨に打たれ熟した実がそろそろ落ちそう‥‥
梅の実がなる頃に降る雨だから中国の長江流域で
「梅雨(メイユー)」と呼んだとか。きれいな名前ですね。

雨の日は色とりどりの傘の花もひらきます。
うちのアジサイもナメクジも元気になります。
おいしいご飯が食べられるのは雨のおかげ。
できれば豪雨でなくやさしく降ってほしいです。

荻野

『アップサイクルを目指して』

裂き織り手芸に挑戦しました。「裂き織り」とは
古くなった着物や布を細長く切って織り
布地として再生させる織物技法のことです。

実家の母の古い羽織を譲り受け、解いて
羽裏(羽織の裏地)だけを細長くひも状に切り
よこ糸にして一枚の布地を織りあげました。
織りあがった布を使ってトートバッグを縫い
素材を提供してくれた母に贈ったところ
「あの古い羽裏から作ったの?」と驚いていました。

製品価値をリメイク前より高める
「アップサイクル」を目指しましたが、はてさて。
「羽織のままの方がよかったね…」とは
言われなかったので、よしとします。

向井

『カウンターのメンテナンス』

「子どもが数年間勉強机にしていたカウンターを綺麗にしたい」
との相談を受けたので、お住まい手と
一緒にメンテナンスをしてみました。
汚れたカウンターの天板を
サンダーでペーパー掛けをして
自然塗油を塗って仕上げます。
簡単な作業なのでDIYで30分も掛からずに
綺麗に仕上りました。

内藤

Before

After

『手洗い鉢』

先日、お引渡しを終えましたお客様の
「雨楽な家」の手洗い鉢を砥部焼で作りました。
「ヨシュアブルー」ディープブルーに
ホワイトが少し入ることで、とても
素敵な手洗い鉢になっています。
窯元はヨシュア工房さんです。
ヨシュア工房さんのギャラリーで寸法、色合いなど
打合せを行ったことが懐かしく思います。
これから「雨楽な家」での楽しい
思い出をたくさん作ってくださいね。

山本

『数寄屋門』

いけばな教室の講師をされている方の
「雨楽な家」が完成しました。
お茶とお花の関係の来客が多いため
工務店の社長が数寄屋門をお値打ちに作り
ご入居者のご家族全員に大変喜んでいただきました。
工務店の社長の話では
20年ぐらい前は数寄屋門を構える家が多く
色々なサイズの門を多数作ったそうです。
大工の手作りの数寄屋門は
「雨楽な家」に良く似合います。

鈴木

『小さなお客様』

先日ご家族とご一緒に、1歳半のお嬢様が
モデルハウスへお見えになりました。
しばらく子ども部屋で遊んでおりましたが、
好奇心旺盛なお年頃。
私には思いもよらないところに目をつけて大喜び。
畳 無垢のひのきの床 洗い出しの玄関土間
この3ヶ所を何度も何度もぐるぐると
足裏にあたる感触を楽しんでいました。
一番のお気に入りは玄関土間
ここでは足を踏み鳴らし拍手。
大人のお客様にもぜひ
素足で感じていただきたいと思いました。

坂本

『追掛大栓継ぎ加工』

「雨楽な家」松山モデルハウスの深い軒を支える
軒桁には、追掛大栓継ぎで梁同士をつないでいます。
日本の伝統工法である軸組工法では昔から職人の
手仕事によって使われてきた加工技術ですが、最近は
プレカット(機械による加工)による加工が増え、
木造軸組工法の工事現場でも減ってきた継手です。
左右の梁には逆向きにすべり勾配加工がされており
上下に滑らせることで左右の材料を引寄せ込栓を
打ちズレを防止します。引張や曲げに強い加工です。
「雨楽な家」モデルハウスでは木造住宅の構造美を
見ることができますのでお気軽にご来場ください。

村上

『端午の節句』

5月の連休を利用して帰郷いたしました。

実家でのんびりと過ごす事を夢見ておりましたが、
そうはいかぬが米農家の子に生まれた性です
連休はみっちり田植えで汗をかき、泥にまみれました。

端午の節句と田植えには古来より繋がりがあるらしく、
我が家は毎年こどもの日には田植えであり、
幼少期にはもっと遊びたいものでした。
「働かざるもの食うべからず」と言い聞かせられて
育ちましたが、大人になった今でも複雑な想いですね。

こどもの日に我が子には兜をプレゼント。
知将・毛利元就のような賢い人になって欲しいと想いを込めて。

近藤

『学童疎開の思い出』

屋根改修中の北広島市本地の専教寺を訪れました。
昭和20年、小学6年生だった父が4月~9月まで
半年を過ごした思い出深いお寺です。
広島市中心部の神埼小学校の児童27人は
このお寺へ学童疎開させていただき
被爆を免れる事ができました。
積雪地特有の赤い瓦がすっかり降ろされ、普段は
見ることのできない小屋組みを見上げる私に
「疎開の方々が一番懐かしがるのはこの階段です。」
と、お寺の奥さんが声をかけてくださいました。
階段の手摺にもたれて、面会に来る親を
今か今かと待つうちに、段板の模様を
すっかり覚えてしまったのだそうです。
親元を離れて心細い70年前の都会の児童達を
村人と共に見守ってくれた、大きな木造のお寺、
感謝の気持ちをこめて手を合わせました。

坂井

『木のおままごとセット』

もうすぐ三歳になる息子は
近頃おままごとが楽しい様で
木のおままごとセットを購入しました。
木でできたおもちゃは
丈夫で手触りもよく安心安全。
息子も大喜びでした。
木のおもちゃは豊かな心や
思考の成長によいそうです。
プラスチックのものはすぐに割れたので
やはり木のおもちゃっていいなと思いました。
贈り物にも喜ばれると思います。

坪井