『緑とオレンジ色の街』

アドリア海沿岸のクロアチアとスロベニアへ行ってきました。
ドブロブニクの街をロープウェイから望むと山の斜面に
オレンジ色の屋根と緑の樹木がひろがり絵葉書みたい。
左奥に見えるのは城壁や要塞に囲まれた旧市街です。
紺碧のアドリア海が9月の陽光に輝いていました。

スプリットという古い街の青空市場は大きな木の下。
不揃いだけど新鮮な野菜が山盛り。量り売りで分銅を使う
露店もあり、地元の人の買い物シーンを見るだけでワクワク。
果物も、みかん、あんず、いちじく、ぶどうなど色とりどりです。
古い石畳の旧市街は緑とオレンジ色の活気ある街でした。

荻野

『デパ地下風デリ弁当』

天気がよかったので河川敷でピクニックをしました。
お弁当作りは苦手ですが冷凍食品や加工食品を一品も
入れない健康的なお弁当を目標に
すべて一から手作りのお弁当に挑戦しました。

お弁当と言っても和風洋風中華など
様々な種類があり、どの種類に絞るか
とても悩みましたが「デパ地下風デリ弁当」を
テーマに作ってみました。

一人暮らしのキッチンはとても狭いので
手際が悪く、思ったように作業が出来ずに
四苦八苦しましたがなんとか完成しました。

味はまだまだこれからといったところですが
見栄えは二重丸?

日野

『秋の味覚を求めて』

3歳の息子にぶどうが実っている様子を
みせたいと思い広島県三原市に
ぶどう狩りにいってきました。
たくさん実っているぶどうに大興奮。
藤稔(ふじみのり)という
大きな粒が特徴のぶどうをいただきました。
ぶどうの実に多く含まれるブドウ糖は
夏バテ防止・疲労回復効果あるとのことで
旬の食材を食べることがおいしく
健康的になれる一番の秘訣だなと思いました。
これからりんごにみかんにたくさんのおいしいものの
旬の時期がやってきます。とても楽しみです。

坪井

『消石灰の製造過程』

「雨楽な家」の室内の壁は漆喰塗りを標準としています。
その漆喰の主原料である消石灰の製造過程に興味があり
高知県の田中石灰工業(株)を訪ねました。この会社は
明治27年から続く老舗です。平成の大改修を行った
姫路城にも使用されるなど品質の高い土佐漆喰を作っています。

消石灰は太古のさんご礁の化石、つまり石灰石が
原料となります。その石灰石を3日から4日じっくり焼いて
二酸化炭素を取り除くと生石灰ができ、この生石灰に
水を加えることで固形物であった生石灰が見る見る
粉状となり漆喰の主原料である消石灰の完成です。

この会社では江戸時代から行われている
土佐塩焼工法で生石灰が作られていました。
良質な土佐漆喰を保っていくためには
材料だけではなくその製造過程も継承されており
品質を守ることの大切さも感じることができました。

村上

『木格子』

“雨楽な家”には木格子が良く似合います。
京都の町家に代表される縦格子は
まさに“日本の家”の風情を感じさせてくれます。
木格子はデザインだけではなく
日本の住まいに必要な機能性を持っています。

木格子の機能性とは、内部の採光と
通風を確保しつつ、外部からの侵入を防ぎます。
また、縦格子は視覚効果で
外を歩いている人から中が見にくいように工夫されています。

ハイテクな商品が望まれる昨今ですが
ローテクでシンプルな住まい方も魅力だと思います。

内藤

『松山市和泉南 町家建物完成前見学会』

愛媛県松山市和泉南分譲地にて建築中の
「町家」建物見学会を開催いたします。
シンプルな木造軸組の美しい構造体を
中から見ることができるチャンスです。
本物の木の家を完成前にぜひご体感ください。

毎週土・日曜日に開催いたします。
9月19日(土)~23日(祝)
シルバーウィークも休まず開催!

坂本

『どんぶり金魚の楽しみ方』

今、猛烈に金魚が飼いたいです!
長生きさせたことが一度もなく、「魚は飼わない」
と決めていた私が、この本を読んで変わりました。

「どんぶり金魚の楽しみ方」池田書店
岡本信明・川田洋之助 著

水槽・エアポンプやフィルタを使わずシンプルに
金魚をどんぶりで飼うための本です。
この本によると、身近に置いて慣れた金魚は
人の指から餌を食べ、遊んで遊んでと催促する…そうです。
そこまで仲良くなれるなら、ぜひ飼ってみたい!
病気になったとき、家を留守にするときの対策なども
わかりやすく書かれていて、素人の私でもできそうです。

お気に入りの器の中でゆらゆらと泳ぐ姿は
きっととてもかわいらしく、楽しく育てられることでしょう。
まずは金魚が美しく見える器を探すことから始めます。
1冊の本から、日々の楽しみが広がりました。

向井

『五箇山』

お盆休みに富山県南砺市にある世界遺産の
五箇山合掌造り集落に行ってきました。
岐阜県白川村の白川郷と一緒に世界遺産に登録されましたが
白川郷に比べ集落が小さく素朴な感じです。

「合掌造り」は急勾配の茅葺屋根が特徴で
豪雪地帯に多く見られる建築様式です。昔は
広い小屋裏で養蚕が行なわれていたようです。
五箇山地区に残っている建物は築200年を超えるものもあり
柱の色や組み方、雰囲気に歴史が感じられます。
五箇山は小さい集落ですが、まだ合掌造りの家に
住んで生活している世帯もあり、9月には
「こきりこ」などの祭が今も残っているそうです。

伊藤

『ぼくの家』

岡山の妹夫婦の家に行ったときのことです。
甥っ子の学習机の上に家の模型がありました。
小学校の工作で作ったのだそうです。
「雨楽な家」をイメージして作ってくれたらしく
外壁の白と黒とのコントラスト、深い軒など
特徴をよく捉えているなと
その出来栄えに感心しました。
短い時間でしたが久しぶりの再会で
楽しい時間を過ごせました。

山本

『夏休みのクスノキ』

樹齢190年というクスノキが木陰をつくってくれました。
ここは大阪の自宅近くにある関西大学千里山キャンパス。
約100年前に千里丘陵を開いて創られた広いキャンパスは
大きな広葉樹が多く市民にも人気の散歩コースです。

この簡文館という建物は昭和3年に図書館として建てられ
昭和30年に建築家、村野藤吾氏の設計によって
円形建物が増築されて今はミュージアムになっています。
夏休みの関大キャンパスは樹木と鳥と虫たちの楽園でした。

荻野