『ブラジルが最も愛した建築家』

東京のワタリウム美術館で、会期最終日の
リナ・ボ・バルディ展を見てきました。
イタリア人女性がブラジルに帰化し1960-70年代に
作った建築は、モダンと自然が調和した独特の味わい。
内外にガラスを多用した開放的なサンパウロ美術館。
廃工場を市民憩いの場として再生したプロジェクト
SESCポンペイアでは赤い木格子の窓が印象に残ります。
どの建築も市民に開かれ、親しまれ愛されていることが
伝わり、いつかサンパウロを訪れてみたくなりました。

「建築家にとって最も大事な事は、うまく建てる事では
なく、人々がどんな暮らしをしているかを知ること」
住宅や建築の仕事に携わる全ての人々に伝えたい
リナ・ボ・バルディの言葉です。

坂井


ガラスのイーゼルが並ぶサンパウロ美術館

日本旅行の際に影響を受けたと云う木格子の窓
写真:ワタリウム美術館HPより

『奈良でのお休み』

小学生の修学旅行以来、久々に奈良へ
行ってきました。JR奈良駅の改札を出ると
天井は格天井のように装飾、柱は吉野杉で
美装されていて、とても立派でキレイでした。
まずは街をぶらぶらして、雑貨を見たり
古民家を利用したお店で郷土料理の「茶粥」
をいただきました。そして帰る前に
やっと「春日大社」へ。1日の終わりの
長い参道にへとへとになりましたが、
木々や建物、鹿たちにとても癒されました。
今回は駆け足になってしまったので
今度またゆっくり訪ねたいと思います。

中村

『おおさか街あるき』

高いビルの林立する都会の一角にキリンの親子?
よく見ると、ビルの壁面に描かれた大きな絵でした。
ここは大阪・船場。オモロイモン好きの住む街は
ヘンなモンがいっぱいで街あるきはびっくりポン。

江戸時代に「大坂城から京へ上る京街道」の起点が京橋。
京橋駅の近くに長いウォール・ペインティングがありました。
100mほどの路地に京橋にちなんだ絵や俳句がぎっしり。
街を盛り上げたい大阪人の熱気が伝わってきました。

荻野

『大和ミュージアム』

呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)へ行ってきました。
大和ミュージアムは、明治以降の日本の近代化の
歴史そのものである「呉の歴史」と、その近代化の礎となった
造船、製鋼をはじめとした各種の「科学技術」を
わかりやすく紹介してあり、私のような歴史に疎い人や
子どもでも楽しめる博物館で、今回は3回目の来館でした。
大和ミュージアムのシンボル、10分の1戦艦「大和」は
平和の大切さを私たちに教えてくれます。

船をつくる技術を体感する子ども向けのコーナーもあり
眺めもよく、とても楽しめました。
行くたびに館内も盛り上がりを感じ
呉駅からのアクセスもよく
来場者が20万人を超えたのも納得です。
また行きたいと思います。

坪井

『すぐやろ工務店会・研修会』

「雨楽な家」を推進する工務店グループ「すぐやろ工務店会」では
本部のリック主催の研修会を適宜開催しています。
いつも平日の半日を使った研修ですが
出席率が良く会員工務店はいずれも非常に勉強熱心です。

今回の研修会では、“これから求められる省エネルギー住宅”
をテーマに「雨楽な家」のZEH(ゼロエネ住宅)仕様への対応
などについて学習し、共通認識を深めました。

これからも家づくりに情熱を持つ会員工務店と一緒に
より良い住まいづくりをご提案できるよう
練磨していきたいと思います。

内藤


中部会場での集合写真

『休日の過ごし方』

今年の冬の休日は、おこたに入って
ひたすら物づくりをしていました。写真は
ふわふわの羊毛をシート状にフェルト化して
作った小さながま口バッグです。
金具はミナペルホネンのカドルバッグみたいな
小鳥のげんこ。京都の糸専門店「アヴリル」の毛糸を
波みたいに刺して、ヌメ革のハンドルをつけました。
あったか素材で見た目も手触りもぬくぬく。作業中は
外の寒さを忘れ、幸せな気分で休日を過ごせました。

雛祭りが過ぎ、つくしが顔を出しはじめ
そろそろ「こたつむり」も卒業です。
毛糸やフェルトは次の冬までお休みして
春らしい休日の過ごし方を探します。

向井

『ムクボード』

昨年11月に完成した愛媛県松山市の「雨楽な家」モデル
ハウスには「ムクボード」を部分的に採用しています。
このムクボードは日本の木材需要を増やすために
広島県の会社が開発したもので、杉と桧の2種類があります。
使用方法は多種多様でカウンター材としての
活用のほかに間仕切り壁としても使用しております。
さらにこの材料は構造用面材としての認定も受けているので
建物の水平力確保のための構造用合板の
代わりとして使用することも可能です。
今回のモデルハウスでは「町家モデル」「民家モデル」とも
ふんだんに使用しており材料の特徴を活かした
提案をしていますので是非見に来てください。

村上

『床下エアコン』

「床下エアコン」を採用されるお客様が最近増えてきました。

床下エアコンは、エアコンの温風を床下に噴出させ
その熱で床を暖め、さらに家全体を暖める暖房方式です。

床下エアコンを採用するには、家全体の断熱性能を上げたり
暖房が室内にも出るようにスリットをつけたり、南面からの
日射を上手に取り込んだりといろいろ工夫が必要です。

まだまだ採用されたお客様は少ないですが、足元から
あったかいので、体が芯から温まりとても快適です。
また、暖房器具がエアコンなのでメンテナンスがしやすく
ランニングコストも安いので、理想的な暖房方式といえます。

伊藤

『春の訪れ』

寒空の中、5才の息子とスーパーへ
買い物に出かけた帰り道
ふと道端を見下ろすと、擁壁に沿って
「土筆(つくし)」が顔を出していました。

枯れたスギナの間からひょこっと覗くその姿は
とっても可愛らしくて
思わず嬉しくなって微笑み合いました。

寒い寒いと思っていましたが
一瞬にして心が温かくなった帰り道でした。
春は少しずつ近づいてきているのですね。
それにしても、少し早いかな。

花言葉・・・向上心、意外、驚き、努力

酒匂